走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

歌の教室

2008年07月30日 22時34分15秒 | その他
 新たな事業

 今日の午前中に宮前公民館(http://www.matsuyama-people.jp/index_2.html)の「日本の歌・世界の民謡を歌おう会」を見てきました。

 実は宮前公民館の橘公民館長は、私の中学時代の音楽の先生なのです。
当時、私は音楽が苦手でしたが、橘先生の話術はすばらしく、笑が絶えない授業でした。
ですから、いつの頃からか音楽の時間が楽しみになっていました。

 そして、橘先生が現役を退かれ、宮前公民館長として再会したときには、非常にまじめで話ぶりも当時とはまったく異なっていたので面食らってしまいました。
あの頃の先生が大好きで、でも実技(歌や楽器演奏)は相変わらずでしたが、音楽のテストで驚異的(注釈:自分にとってはです)点数を取ったのも、後にも先にも橘先生時代だけだった私にとっては少なからず寂しい感じがしました。

 また、残念なことに宮前公民館の事業を見ていると新規事業があがってこないので心配していました。
内心、あの楽しかった橘先生はどこにいったんだと叫んでいました。

 そして、忽那(くつな)公民館主事(愛称:クーニャン)をつついてきました。
そこで生まれてきたのが、「歌の教室」だったのです。
今日は私よりも人生の先輩であるご婦人方が25名集い、懐かしい民謡を歌っておられました。
そこには、意気揚々としたあの橘先生が、軽妙な話術と褒めちぎる指導方法で復活していました。
一番喜んだのは地域の人よりも私かもしれません。

 橘公民館長のすばらしさを知ってもらうには、やっぱり音楽です。
カラオケでなく民謡を選択されたことも橘公民館長らしいと思いました。
日本人が忘れてきた大切なもの、人が大切にしたいものがそこにあると感じました。

 橘公民館長は、この成果を文化祭や成人式につなげたいと言っておられました。
とても素敵な目標です。

 そして、私からもう一つお願いがあります。

 子どもたちのアカペラ音楽隊をつくり、独居老人などへ歌のプレゼントをする「歌の宅配便」を実現化してもらえませんか。
 よろしくお願いします。