走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

小さなお礼

2008年07月01日 20時50分24秒 | その他
 大きな喜び

 今日、放課後子どもプランとなって三番目の放課後子ども教室が五明小学校でスタートしました。
 五明地区は、松山でも山間部に位置し、過疎化が進む地域で子どもたちが他地域よりも減少傾向が顕著に現れています。
生活環境としては本当に申し分のないところですが、地理的に不利なため過疎化に歯止めがきかなくなっています。

 そうした中子どもたちを増やそうと、今春から校区制の弾力化が図られ他校区からでも通学が認められるようになりました。
のびのびと子どもを育てるにはとってもいい学校だと思うのですが、まだ周知が行き届いていないためか他校区からの通学者はまだ少ないようです。

 今回、私たちは学校が終わってもすぐに迎えに来れない保護者のためにも放課後小学校で子どもたちを預かるこの事業をやりたかったのです。
学校からも地域からも理解を得られ、さまざまな人達の手を借りて、立ち上げることができました。
 場所は体育館の下を過去に公民館として使っていたところがあり、そこをリフォームして使うことにしました。
そのため、畳敷きでまさに昔の寺子屋のようですが、それはそれで風情があります。(勉強する場所を風情があるというのもおかしいですが)

 開所式の後、子どもたちから私たちに対してお礼の言葉がありました。
 「どうも、ありがとうございました。」
 「これからもよろしくお願いします。」

 この小さなお礼が、私たちにとっては大きなやりがいを感じる時であり、次のやりがいにつながります。

 子どもって、本当にいいなあ~