走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

ひと言の思いやり

2008年06月29日 20時01分43秒 | その他
 ひと言の大切さ

 PHP社から出ている「ひと言の思いやり」(金平敬之助 著)を読んでいてなるほどと感心しましたので、ご紹介いたします。

 大リーグのイチロー選手がまだオリックス時代のこと。
 ある試合に負けたバスの中の話。
 試合には負けたけれどもイチロー選手は四打数一安打。二塁打一本。
 しかし、ゲームに負けているのですからバスの中は暗い。
 雰囲気は最悪。イチロー選手も当然へこんでいた。
 そこに仰木監督が声をかけてくれた。
 「何だ、お前は・・・、二塁打一本打ったから喜べよ。
  チームのことなんてオレがやるんだから・・・。
  お前は自分のことをきっちりやればいい。
  今日は二塁打一本、いいじゃないか。」
 イチロー選手はその時に「すげぇ、このオッさん。」と思ったというのです。
 そして、他の監督の言葉。
 敗因をすべて選手のせいにしたひと言。
 「オレはこんな弱いチームで野球をしたのは初めてだ。」

 どうでしょう、これによって両チームの選手は翌日からどう変わったでしょうか。
 私たちは、職場で、学校で、家庭で、「ひと言の大切さ」「ひと言の思いやり」にもっと気づく必要があると思うのです。

 どこかの肉屋さんの社長はどちらでしょうか。