近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

大阪食文化 粉もん お好み焼の巻そのⅡ

2007年03月19日 | 文化
次に大阪の代表的お好み焼屋・トップクラスの2店舗を紹介しよう。
大阪のお好み焼屋で、よく行く店ランキングでは、鶴橋風月・千房・ぼてじゅう・ゆかり・とおりゃんせなどが上位にランクされている。





写真は、大阪東成区鶴橋にある“風月”店頭の光景及び小麦粉の量が少なめで、キャベツたっぷりの“風月”のお好み焼きは、関西風の代表例。

“風月”は、創業60余年の老舗お好み焼き店で、関西トップ・クラスの繁盛店としてランキングされている。
人気の秘密は、目の前でつくられるライブ感・できたての熱々を味わう食の醍醐味・慣れ親しんだ当店オリジナルの美味としてPRしている。

“風月”は、自身のHPによると、座右の銘を作り、事業発展のためには「飛耳長目」(吉田松陰作)の構えであらゆる情報に気を配り、何に対しても主体性をもって臨むこと。

そして「百歩狂人 現状落伍 十歩成功」(小林一三作)の諭しに習い、先走りしすぎず、現状に止まらず、実現可能な目標に向かって着実な進歩を遂げるべく、日々努力することを社是としている。「なかなかやるやん!」

現在65店舗ある関西を中心に、全国規模のフランチャイズ店を展開中で、急拡大している。まだまだ店舗増大の可能性を秘めている。

鶴橋風月本店は、JR鶴橋駅から続くショッピング街の一角にあり、間口は狭いが、奥行きが広く、二階もあり、125席を有する大型店。
店員の動きはキビキビして、サービスの流れはスムーズで、サービス・ノーハウが出来上がっている印象が強い。値段もリーズナブルで良心的だ!

数ある店内の鉄板に出向いて、お客の目の前で、手馴れたベテランが焼いてくれる焼き方は、裏返しも入れて15分前後と十分過ぎるほど時間をかけているようだが、実はメニューにより調理の時間管理が行届いていると観察した。

ふっくらとした厚みにじんわりと、火が通るように試行錯誤した結果であろう。
ふわふわしっとりした出来栄え・味わいは、見かけどおり、ずばり旨い。
一度ご試食あれ!





写真は、大阪千日前“千房”本店の店構えと店内の光景。
大阪ミナミ・千日前の“千房”は、創業30年の歴史とノウハウを生かし、お好み焼きへのこだわりや人間味を重視したポリシーで、全国に直営34店舗、FC加盟16店舗のチェーン店を展開している。

3つの味を大切にすると称して、「前味・中味・後味」を謳い文句に、「前味」はお店に入ったときの第一印象。内装や従業員の迎え方など、その店の雰囲気。
「中味」は食品そのものの味 つまりお好み焼の味。そして「後味」は、お好み焼が焼きあがってソース・マヨネーズ・青海苔・かつお節をふりかけ、さらにその上にふりかける人の味、そして食べ終わってから店を出るまでの味等々を売りとしている。チョット理解に苦しむが?????

「前味」では、「店内に入ると、そこは造形と質感と光の変化による異なるイメージゾーン」云々と宣伝しているが、格別に印象付けられることはなかった。





写真は、千房のお好み焼メニューのうち、代表的なもの2枚。
焼き方は、ベテランによる集中調理方式で、一ヶ所で焼いた後、出来上がった品を各顧客の鉄板付きテーブルに移して食べてもらう方法。

値段は他の競争相手に比べ、割高感は否めない。鉄板焼きも中心メニューに据えているので、客層がチョット上層かもしれない。

でもお好み焼と云うように、好みはそれぞれであり、各人のテーストに合わせて、一度試食・比較してみてください。
あなたの好みはどっち?????「なんぎやな!」



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