簡易裁判所の督促についての問題。
少額訴訟のお話と混同しやすいですけどね。
出題の趣旨もそのあたりについてのものでしょうね。
貸金試験の民事訴訟法対策になりそうな問題です。
「問題」
簡易裁判所における100万円の貸金返還請求訴訟の手続に関する次の1から5までの各記述のうち、誤っているものを2個選びなさい。
1 訴えは、口頭で提起することができる。
2 訴えの提起においては、請求の原因に代えて、紛争の要点を明らかにすれば足りる。
3 反訴の提起は、することができない。
4 被告が口頭弁論の続行の期日に欠席した場合においても、裁判所は、被告が提出した準備書面に記載した事項を陳述したものとみなし、出頭した原告に弁論をさせることができる。
5 証拠調べは、即時に取り調べることができる証拠に限ってすることができる。
(平成24年度司法試験予備試験 短答式問題 第45問)