お盆休みもお構いなしの状態で,毎月恒例のこのシリーズの到来です。
11月13日の行政書士試験まであと3か月になりました。
これから先は時間的に切迫してきまして,やれることも限られてきますが,8月のこの時期に特に意識して考えなければならないポイントがひとつあるとすれば,それは「一般知識のクリア(4割6問以上)について。
「法令の5割以上」と全体の合格ライン(6割180点以上)は,誰でも注意しながら勉強を続けてきているものと思われますが,意外に忘れがち(盲点)になっているのが、この「一般知識の4割(14問中6問以上)」というノルマの存在。
行政書士試験では,この一般知識のノルマがクリアできなかった時点で,法令のできにかかわらず不合格が確定してしまいます(ここは軽く考えられがちですが)。
一般知識が5問しかできなかったがために,法令は余裕で5割以上取れていたにもかかわらず(もちろん全体の6割以上もクリア)その年の試験に不合格になるという受験者も結構な人数にのぼるような気がします。
法令で何点か足りない状態ならまだ納得できるとしても,一般知識で1問足りずに不合格では,現実問題として泣くに泣けないですからね。
試験の申込みが終わる9月になりますと,とても,一般知識を考える時間はなくなってきますから,いまのうちに,どの科目から6問取るのか,はっきりと決めてしまって,試験会場では,その戦略どおりに確実に正解していくことですね。
「政治経済」や「時事問題」はつかみにくさがありますので,計算が立つのは,やはり「個人情報保護法」がらみと「情報通信」だと思います。
これに加えて,「文章理解」が得意であれば,ほぼ確定的ですね。
たかが6問,されど6問。
今月中には,この一般知識に目途をつけて,最低24点以上を確実に確保した上で,9月,10月は,残りの156点を取るための最終戦略に入るのが勝利への方程式だと思います。
このところ暑い日が続いていまして,体力的にも精神的にもバテてきているかも知れませんけど,もう間もなくするとゴールが見えてきますからね。
苦しさの中に,何か自分なりの楽しさ,喜びを探し出すようにして,うまくモチべーションを保っていただきたいと思います。