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シーズン2

民法で1問(平成27年度司法書士試験午前の部第4問)

2015年07月10日 16時58分46秒 | 民法過去問

久しぶりに民法の過去問を(11月8日の行政書士試験対策になりそうなものを選んで掲載していきたいと思います)。

今年の司法書士試験の午前の部の問題から未成年者について。

選択肢のイがちょっとした引っ掛けになっていますね。

            「問題」

 未成年者に関する次のアからオまでの記述のうち、誤っているものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。

 ア 未成年者が法定代理人の同意を得ないでした法律行為を自ら取り消した場合には、その未成年者は、その取消しの意思表示をすることについて法定代理人の同意を得ていないことを理由に、その取消しの意思表示を取り消すことはできない。

 イ 養子である未成年者が実親の同意を得て法律行為をしたときは、その未成年者の養親は、その法律行為を取り消すことはできない。

 ウ 未成年者と契約をした相手方が、その契約締結の当時、その未成年者を成年者であると信じ、かつ、そのように信じたことについて過失がなかった場合には、その未成年者は、その契約を取り消すことはできない。

 エ 未成年者が婚姻をしたときは、その未成年者は、婚姻後にした法律行為を未成年であることを理由として取り消すことはできない。

 オ 未成年者が法定代理人の同意を得ないで贈与を受けた場合において、その贈与契約が負担付のものでないときは、その未成年者は、その贈与契約を取り消すことはできない。

   1 アエ 2 アオ 3 イウ 4 イオ 5 ウエ


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