今年の行政書士試験は11月9日実施予定。
あくまで予定ですので確定はしていませんけど,何もなければ,ほぼ間違いなくこの日に行われることになります。
きょうは1月9日ですので,きょうを基準にしてきっちりと10カ月(後)ということになりますね。
早いもので,既に昨年の試験から2か月経過・・・
行政書士試験は,前年度の試験の合格発表を待っている間に2か月半も過ぎてしまいます。
まだ昨年(25年)度試験の結果が発表されていませんので,今年の試験の話をしてみても現実的にイメージできないのではないかと思いますけども・・・
27日の合格発表後から,いよいよ本格的なスタートということになっていくでしょうね・・・
例年通り,これから本試験がある11月9日まで毎月1回9日の日に,定期的に今年の行政書士試験に向かっての記事を書いていきたいと思います。
今年度のこの記事のタイトルは,シンプルにカウントダウン形式にしました。
試験がある11月に向かって単純に数字が減っていくだけですので,非常に分かりやすくなると思います。
言うまでもないですが,昨年の試験を受けられていて,27日の合格発表で合格された(した)という方は,もうそこでこのシリーズは終了です。
そこから先は登録になるか,あるいは行政書士試験以外の別の試験に向かわれるか,のどちらか・・・
登録される場合は,3月あたりに合格者対象の説明会があると思いますので,そちらの方へ参加されるのがベスト(詳しくは,また後ほど情報が入り次第お知らせしたいと思います)。
別の資格試験へ向かわれるという方ですが,行政書士試験合格後,そこから進んで行く資格試験はいろいろあるとは思いますけど,近年特に多くなっているように思えるのは司法試験予備試験でしょうかねぇ・・・
再来週の20日から出願が始まりますけどね・・・
以前は司法試験や司法書士試験と行政書士試験のダブル,トリプル受験というのが主流でしたが,司法試験予備試験が実施されるようになって以来,この司法試験予備試験と行政書士試験を併願される方がかなり増えてきているように思われます。
この2つの試験は,科目的に最もつながりが深いんですよねぇ・・・
司法試験予備試験の短答式の科目は,行政書士試験の法令科目をほぼすべて網羅しています。
刑法や刑事訴訟法等,行政書士試験とは直接関係のない科目も含まれていますけど,そういう科目を除外すれば基礎法学ぐらいでしょうかね,まともに入っていない科目は・・・
司法試験予備試験には一般知識(一般教養)も含まれていますからね。
そういう意味では,併願はしやすいと思います。
司法試験予備試験を受けられるかどうかは別として,行政書士試験の勉強がある程度進んできましたら,この司法試験予備試験の短答式の過去問等も解いてみるといいと思いますね(司法試験予備試験の短答式の最低基準点は270点満点中170点と,6割をちょっと上回るぐらいですので,これも行政書士試験の最終的な合格基準とほぼ同じぐらいですね)。
ちなみに司法試験予備試験は5月に実施されます(司法試験も同じく5月です)。
そこから約2か月後の7月に司法書士試験があり,さらにそこから3か月後の10月に宅建試験があります。
いつも同じことを言っているのですが,これらの試験は行政書士試験の科目とつながりがあるものばかりです。
これらの試験の問題に目を通すという作業は,一見行政書士試験とは何の関係も持たないようにも思われますが,単に行政書士試験のテキストを読み込んだり,過去問を解いたりする事以上のものが得られるという隠れたメリットがありますので,常にこれらの試験の動向や問題傾向を意識しておくようにするといいと思います。
漫然と行政書士試験の勉強をしているだけでは,1年間(正確には10カ月)とても続いていきませんからね・・・
必然的にモチベーションがダウンしていきますので,そういう意味でも適度に他の試験の動向を見て(調べて)積極的に意識を高めていくようにしたいところです。
今回はまだ昨年の試験の合格発表が終わっていませんので,序章のような感じにしておきます。
本格的なスタートは,合格発表後の来月2月9日から。
先ほども言った通りでして,昨年の試験を受けられた方で,27日に見事合格していればそこで終了。
何点か足らずに残念な結果になってしまわれた方は,残りの10か月間で当然リベンジということになってきます。
合格発表まで既に20日を切っていますので,もうそのあたりの覚悟は決まっていることとは思いますけどね。
今年初受験という方は,これから11月まで(人によっては経験したことのないような)孤独で地味な勉強が続いていくことになるかも知れませんが,最後まで諦めずに,試験の合格に向かってコツコツと頑張って行きましょう。
来年1月の合格発表で必ず良い結果が出ることを信じて勉強を続けていくように。
10か月間頑張っていきましょう。