一昨日より始まっています特定行政書士法定研修では「行政書士のための行政法」日本評論社(定価3,200円プラス税)という書籍がサブテキストになっています(先週発売されたばかり)。
日本行政書士会連合会の中央研修所の監修本なんですけどね・・・
きょう3日の段階で大阪,新潟,兵庫,長崎県の4府県(会)でしか法定研修が始まっていませんので,このテキストを見ている方はほとんどいないと思われる中,東京の大型書店でいち早く販売されていましたのでちょっと見てみました(この書籍は法定研修受講者には1冊配布されるということで,買うわけにはいきません)。
結構な厚さ(約400ページ)でして,4日間では完全に読みこなすことはできそうもないですね・・・
行政法の総論のみならず,個別の許認可に関する不服申し立て事例についても解説されていますが,このあたりの各論的な部分は,法定研修ではどんな感じになるのでしょうかねぇ?(12月以降行われるブラッシュアップ研修でやることになりそうですけど)・・・
今年の研修の申し込みは,もうすでに終わっていますのでどうにもならないのですが,来年の法定研修受講予定者の方(今現在行政書士未登録の方も含む)は,機会があれば書店で目をとおしておくのも良いかもしれませんね(来年もこの書籍がサブテキストになるのかどうかは分かりませんが,どんな感じの研修なのかつかめるのでは?,と思います)。