過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

火曜日の暮らし (2014年2月第2週)

2014-02-05 15:33:40 | 働かざる者喰ふべからず
[働く]8am/8pm
[食べる]■朝食:野菜スープ(じゃがいも、人参、玉葱、鶏)→4品目
■昼食:肉野菜の餡煮込み弁当(写真)→14品目
■夜食:玉うどん(卵、葱、七味)、湯豆腐、生姜湯等。風邪のひきかけ?自重してます→6品目
[今日は何品目?]4+14+6-重複3(生姜、葱、卵)=21品目
[今日の食出費]無し

[考える・忘れてはならないこと]
路面凍結の情報を注視していた朝、計らずも残念なニュースを聞かねばならなくなった。
広島出身の全聾の作曲家が、過去十年余りの作品が、自分の曲想や構成を伝えて、第三者に記譜行為を依頼し、報酬を支払ってきたと、公表した。
代理人弁護士の発言は記譜行為だったが、報道では、ゴーストライターに作曲を依頼したになっていた…。いずれにしても、無残な内容だった。

「交響曲第一番 HIROSHIMA」を聴いた時の衝撃を忘れない。深く重く、複雑に組み立てられた曲は、弾く者にも聞く者にも、異常な集中力を求めていた。音楽の底に窺い知れぬ闇と、切り裂く光があるような曲。
感音性難聴による両耳全聾の彼の頭の中では、こんなに苦しい音を日々、逃れることなく聞いているのか…つらかろうと、胸が痛んだ。
ベートーベンのように、拍手する観客の姿を目に留めて、受け入れられたと安堵する日が、広島の彼にも与えられるよう願った。

障害をもたなくとも、人はある日、老いる。できていたことが出来なくなる。豊かな着想や情熱が失われた時、職業としてのクリエイターは、いかに身を処すべきか。
もし彼が、音楽を作ることを辞めていたならば、彼は苦しまなくて済んだのだろうか。彼は、生きていられたのだろうか。
重い課題に、心がすくむ。あまりに寒い凍結の朝。

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