外ごはんを愛しむ 8. 珍しいおじやに、引き出しの数を思う

★飛び込み記事です★

■鰤のハラミと黄韮のおじや

珍しい！　シェフがおじやなる言葉を口にするのは！　そして、鰤を使うのも。

あ、今日のお勧めのボードには、いつもは真鯛でやる広東お刺身サラダが、鰤でやるとあるから〜。良い鰤を活かしたい気持ちなのだと、推測します(ニッコリ)。

土鍋のグツグツが収まってから、取り分けようと、レンゲを差し入れると、ふわりっと、鰤の脂、香ばしくした香りがたちました。

塩をあてた、鰤のハラミを炙って、最後に加えたとの話に納得。

鮮度のよい血合いがもつ、身体を力付けるフェロシアンの香りがします。それをご飯の甘さが包み込む。アジアの漁村に許される、懐かしい風味です。

驚くほど、精緻な調理の他に、おうちの料理、街ごはんも作る梁シェフ。引き出しの数に、今日も驚いたのでした、うふふ。

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