★飛び込み記事です★

■マタギが採って寝かせた、熊肉。脂を味わって欲しいとオーナーシェフが望む。

■マタギが採って寝かせた、熊肉。脂を味わって欲しいとオーナーシェフが望む。
前菜の三皿を終えたあたりで、真空パッケージングの肉塊を手に、オーナーシェフが、尋ねてくれました。
「マタギが採ってきてくれた、旨い熊です。明日、切り分けようと思っていたのですが、あがりますか?」
否、なんて、ありません(笑)。
きれい!
花開くように盛り付けられた熊肉。
「脂が旨いので、それを楽しむタレです。よだれ鶏のタレをベースにしたアレンジです。タレだけだと強いけど。」
甘さも辛さも、コク深いタレ。よだれ鶏のタレに、ちょい前に流行った怪味ソース、赤味噌を混ぜたかのような、つけ味噌を感じます。胡麻も香ばしい。
熊肉に載せて、パクリ。わっ、旨い♪
タレと脂が、口の中の体温で融け合って、シュルッと消えていきます。
それを追いかけるように、原酒をゴクリ。あはっ、これを考えた古人は、素敵です。
冬を迎えるために、準備していた命に感謝。私の元気に、なってください(微笑)。