★飛び込み記事です★
ゆっくりと時間が流れる店内でした。キッチンを眺めていると、オーナー・シェフが何事か指示しているのがわかりました。テーブルと料理をあわすたかのようなダイヤグラムが、キッチンにさがっていて、その進行と、お客様の様子を見ながら、声掛けをしているような感じました(ニッコリ)。
さぁ、セコントに進む前に、赤を薦めてもらいました。注文を振り替えるように考えた担当のスタッフが、多くのテーブルにワインを抜栓して回っていた年嵩の男性スタッフに、声掛けしている様子でした。
「こんばんは。次のワインのご注文ですね。白とお料理は、いかがでしたか?」と尋ねられました。
塩味に対して、フレッシュな明るさをプラスしたワインと感じた。強さがあって、内臓にもアンチョビにも、負けなかった。でも優しく添うようなワインだとも思いました、と私は応えました。
ニッコリしてから、「どんな赤がお好きですか? お料理にあわせる以外に?」と尋ねられました。
普段は、渋味といってもいいコクが好きですが、今日のお料理、鴨にはあっても、トリッパにはそれでは無理ではないでしょうか?…と応えました。
クスッと笑った彼は、「提案はふたつです。それぞれにグラス・ワインをおだしする。もうひとつは、鴨にはピッタリで、トリッパにも悪くない、お好みにぴったりの一本をあける。どうしますか?」「こんなワインを飲みたいと話す人が満足しないワインは、テーブルを幸せにしませんよ((笑)」
これだけ流行っているお店です。グラス・ワインは手頃に美味しいのがあるでしょう。されど、一本のワインを飲み進める楽しみは、大きいものがあります。
この場合のアドバンテージは私にあるので、相手の答をまちました(笑)。トリッパにあうワインは、あまり経験がないから、「悪くない、」を試したい、と答える相手に「Sir, Best answer」と頭を下げてから、にっこりしてくれました。
運ばれてきたのは、こちら。
ガーネットのような潜んだ朱さ。若い桃のような香りの後に、くっとくる重さがのり、余韻が長い。
ああ、きれいで重さがある。脂を含む素材に合うだろうが、トマトソースと内臓はどうだろうか?……テイスティングしてGoodと認めてから、そう口にしたワタクシ(笑)。ニコッと笑った彼は、「お料理を召し上がってください。」といいます。
ゾクゾクしますぅ(笑)。
あまりにきにいったので裏面も。
おぅ、ビオディナミだ。こんな赤を作れるとは…やるなぁ、と、しみじみ乾杯したのでした。
二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
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ゆっくりと時間が流れる店内でした。キッチンを眺めていると、オーナー・シェフが何事か指示しているのがわかりました。テーブルと料理をあわすたかのようなダイヤグラムが、キッチンにさがっていて、その進行と、お客様の様子を見ながら、声掛けをしているような感じました(ニッコリ)。
さぁ、セコントに進む前に、赤を薦めてもらいました。注文を振り替えるように考えた担当のスタッフが、多くのテーブルにワインを抜栓して回っていた年嵩の男性スタッフに、声掛けしている様子でした。
「こんばんは。次のワインのご注文ですね。白とお料理は、いかがでしたか?」と尋ねられました。
塩味に対して、フレッシュな明るさをプラスしたワインと感じた。強さがあって、内臓にもアンチョビにも、負けなかった。でも優しく添うようなワインだとも思いました、と私は応えました。
ニッコリしてから、「どんな赤がお好きですか? お料理にあわせる以外に?」と尋ねられました。
普段は、渋味といってもいいコクが好きですが、今日のお料理、鴨にはあっても、トリッパにはそれでは無理ではないでしょうか?…と応えました。
クスッと笑った彼は、「提案はふたつです。それぞれにグラス・ワインをおだしする。もうひとつは、鴨にはピッタリで、トリッパにも悪くない、お好みにぴったりの一本をあける。どうしますか?」「こんなワインを飲みたいと話す人が満足しないワインは、テーブルを幸せにしませんよ((笑)」
これだけ流行っているお店です。グラス・ワインは手頃に美味しいのがあるでしょう。されど、一本のワインを飲み進める楽しみは、大きいものがあります。
この場合のアドバンテージは私にあるので、相手の答をまちました(笑)。トリッパにあうワインは、あまり経験がないから、「悪くない、」を試したい、と答える相手に「Sir, Best answer」と頭を下げてから、にっこりしてくれました。
運ばれてきたのは、こちら。
ガーネットのような潜んだ朱さ。若い桃のような香りの後に、くっとくる重さがのり、余韻が長い。
ああ、きれいで重さがある。脂を含む素材に合うだろうが、トマトソースと内臓はどうだろうか?……テイスティングしてGoodと認めてから、そう口にしたワタクシ(笑)。ニコッと笑った彼は、「お料理を召し上がってください。」といいます。
ゾクゾクしますぅ(笑)。
あまりにきにいったので裏面も。
おぅ、ビオディナミだ。こんな赤を作れるとは…やるなぁ、と、しみじみ乾杯したのでした。
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