こんにちは。陽射しが暖かい、脚先ひなたぼっこ(笑)に適した日です。
ちびの頃、庭先の私が振り返れば…。縁側にほされたおざぶに、たま(白と黒)が寝そべり、その奥に、座敷に正座する着物姿の祖母。「帽子を被りなさい」…聞き流す遠い声(苦笑)。
たまは”必ず居る”のだ。大人で、じゃれつくことはなく、ただじっと私を見ていた。
私が風邪をこじらせて寝込んだ時、母に部屋から何度だされても、たまは枕もとに戻ってきて、尻尾パタパタをして慰めてくれた。
肺炎で熱が下がらなかった夜更け、たまが私の額をなめたように思う。冷たい舌が気持ちよかった。夢うつつだった。
熱が下がって、お粥が食べられるようになった頃、はじめてたまを探した。たまが居なかった…。
「たまは、お前の病気を持っていってくれたから。」 祖母がいった。
今日は2月22日、猫の日。猫置物をみながら、あれこれと考える。
たま、三毛、とら…あの頃、知り合いから譲られてくる猫は、みな和猫だった。
たまは今も世界のあちこちの猫の中にいて、時折、私をじっと見る。
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たまは”必ず居る”のだ。大人で、じゃれつくことはなく、ただじっと私を見ていた。
私が風邪をこじらせて寝込んだ時、母に部屋から何度だされても、たまは枕もとに戻ってきて、尻尾パタパタをして慰めてくれた。
肺炎で熱が下がらなかった夜更け、たまが私の額をなめたように思う。冷たい舌が気持ちよかった。夢うつつだった。
熱が下がって、お粥が食べられるようになった頃、はじめてたまを探した。たまが居なかった…。
「たまは、お前の病気を持っていってくれたから。」 祖母がいった。
今日は2月22日、猫の日。猫置物をみながら、あれこれと考える。
たま、三毛、とら…あの頃、知り合いから譲られてくる猫は、みな和猫だった。
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