小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

降ってわいた車乗り換え話

2010-04-01 | つぶやき

 先月、カメラマンのカサハラさんが唐突に、私の車の走行距離を聞いてきました。「7万5000kmだよ」と告げると、「ううむ、そうですか…」と言葉に詰まっている。
 
 カサハラさんは化学物質過敏症の彼女のために、自分の車を買い換えなくてはいけなくなり、下取りに出しても大した金額にもならないので廃車にするかどうか、迷っているらしく、それでもまだ十分走るには走るので、欲しい人がいたら譲ろうと思って、連絡をしてきたというわけなのです。

 カサハラさんが「ううむ」と唸ったのは、私の車の方が走行距離が少なかったからでした。カサハラさんの車は8万8000km走っているらしい。

 車はレガシーツーリングワゴン250T。2月初めに撮影を依頼したとき同乗させてもらった限りでは、私の車よりはるかにキレイで、最新型でした。

 本当は最新型じゃありません。平成11年式だから、もう11年経とうとしている。でも、何を隠そう、私の車は平成8年式のカペラワゴン。

 アンテナは手で延ばしたり、押し込んで短くしたりするヤツだし、今どきナビもなければ、ETCも付いていない。付いていないのではなく、付けていないのだけど。
 おまけに、昨年11月にバッテリーを充電するときに誤ってショートさせてしまったばかりに、オーディオ本体のヒューズが切れて、まったく音なしの車内。ヒューズを交換するにはオーディオ本体を外さなくてはいけなくて、自分ではお手上げ。
 
 なので、車内はずっと静かで、しいんとしています。仕方ないので淋しいときは、自分で歌ったり、犬たちに話しかけたりして、余計に虚しくなっております。
 まあ、オーディオといっても、これまた今どきCDは聞けず、カセットとラジオしか聞けない年代物。しかもカセットレコーダーは壊れていて、ラジオしか聞けないシブイやつ。

 カサハラさんの車はというと、ナビもETCも付いているし、オーディオもCDが聞けちゃう今どきの装備。それに4駆です。それを「5万でどうですか」という。

 ううむ、どうしよう。カペラワゴンは私が初めて買った中古車です。中古車が初めてなわけじゃなく、自力で買ったのは初めてという意味で、3頭の犬たちのために犬仕様の車を何か頑張って手に入れたのですよ。

 全然「今どき」じゃないけど、トチとの思い出がいっぱい車載されている私のカペラ。あちこち修理費用もたくさんかかって、どちらかというと「ハズレ」の車だったけど、特に不自由も感じていなかった。

 でも、今どきの装備が付いている赤いレガシーも魅力的。車長、車幅、車高はカペラワゴンとほとんど変わらない。

 マイナス要素としては、ハイオク仕様であることと、3ナンバーなので自動車税が6000円ほど高いことと、車検が7月に切れるので乗り換えてすぐに車検が来ちゃうこと。

 「ううむ、どうしよう」と妹たちに話したら、「お買い得じゃない! これから自分でナビやETCやオーディアを付け換える費用を考えたら、断然お買い得だよ。廃車手続きとか教えてあげるし、買い換えなよ。ん?何?ハイオクなの?自動車税も高いって?」と言いながら、素早く計算して彼女が算出した答えが「毎月1500円くらい出費がかさむくらいだよ。でも、ETCで高速代が割引になるし、月々1500円くらいなら痛くないでしょ」という。確かにねえ……。

 ということで、結局買い換えることにしました。譲渡証明書やら私の車の廃車手続き、車庫証明など、作成する書類などありますが、おそらく今月末には確実に今どきの車に乗っていることになりそうです。

コメント (4)
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