小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

笹塚動物病院へ-その2

2010-04-24 | 犬&猫との暮らし
 笹塚動物病院で「一応レントゲンを撮りましょう」と言われました。「えっ? 鎮静をかけて?」と聞くと、「いいえ、5人(先生と看護師さん)でちゃんと押さえますから大丈夫。ブナちゃんは大人しそうだから、何とかなるでしょう」と言う。

 レントゲン室は地下にあるらしく、待合室に面した扉を開けると、面白いことにそこにエレベーターがありました。エレベーターといっても、天井のない頑丈な木箱みたいなヤツで、ブナは先生と一緒にその箱に乗って降りて行きました。

 その間、車に待たせているクリの様子を見に行くと、今まで1頭で車内に待たされたことのないクリはひどく落ち付かない様子で、私を認めてワンワン吠えていました。

 何枚かのブナのレントゲン写真を見せてもらいながら、説明を受けたのですが、骨にガンがあるとか、軟骨がすり減っていてひどい骨棘ができているなど、深刻な状況は見受けられず、「骨もきれいで、ちゃんとしていますよ」と言う。

 「もう12歳ですから、加齢によって筋肉も衰え、そこにもってきて体重が増えたので、なにかの拍子に筋を違えたとか、筋肉を痛めたということもあろうと思います。まずは減量を目指しながら、関節痛によいとされるコンドロイチンを熱心に補ってあげるといいでしょう」とのこと。

 フードの相談にも乗ってくれ、あれこれ丁寧に教えてくれたし、減量サポート食によって、高齢犬の栄養が偏ることを心配する私に、効果的な総合栄養補助食品のサプリメントがあることを告げ、「それは1日分に換算すると60円くらいですよ」と、飼い主にかかる負担についても前もって話してくれたのでした。

 コンドロイチンでは最近盛んに宣伝しているゼリア新薬の「コンドロイチンZS錠」が、犬にも効果があるという報告がされているので、おすすめするということでした。

 副院長先生(院長先生の奥さんらしい)も小柄ながら存在感のある人で、押しつけがましくないけれど、伝えることはきっちり伝えておくといった凛としたところもあり、安心できた。

 初診料、レントゲンを5枚くらい、それから栄養補助用サプリメント「ボマジール」を買って11,450円でした。決して高くないと思いました。

 減量サポート食はインターネットで安く買えるだろうから、注文して取り寄せるといいと言ってくれ、コンドロイチンは帰りにドラッグストアで入手してごらんなさいと言う。
 帰り道、ドラッグストアに寄って「コンドロイチンZS錠」を買い、帰宅後すぐにヒルズ「r/d」の缶詰とドライフード、クリのためにロイヤル・カナン「エイジングケア」のドライフードを注文しました。

 「ブナ、目指せ、32kg!」と声をかけたら、ブナはちょっとうらめしそうに私を見上げ、「お母さんも目指せ、減量!」と目で語っておりました。

 信頼できる、いい動物病院だった! もっと近ければ、うれしいんだけどなあ。猫の蘭丸に始まり、今まで何カ所も獣医さんにかかって来たけれど、一番温かみがあり、感じもよく、安心できた気がします。

 猫の便秘への対処については和光の先生の手技が随一なので、ボッチの排便処理は和光へ。クリの抗てんかん薬やフィラリア予防薬の購入、ワクチン、狂犬病の予防接種などは、やはり近い和光へ。

 でも、ブナとクリ、ボッチに何か心配な症状が出た場合には、頑張って笹塚まで行くことにしようかと思いました。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 笹塚動物病院へ-その1 | トップ | レガシー来たる »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ブナ心配ねぇ (ノエホタ母)
2010-04-25 23:49:51
ブナ、どうしたのかしら?
うちの獣医さんも和光の先生同様、「様子みよう」で、ノエルもほたるもそのうち治っちゃうことが多いから、今まで一度もレントゲンを撮った事がありません。
ノエルも足を痛がった時は人間の“アリナミン”を飲ませました。
そのうち良くなりましたよ。
ブナも骨折や腫瘍なんかじゃなさそうだし、きっとそのうち良くなりますよ。
それにしても笹塚までは遠いですねぇ。
何かあってもすぐに行けないのはちょっと困りますね。
動物病院はたくさんあるのに、なかなか良い先生に出会うのは大変。

ところで私も今自分のブログにほたるの体重の事を書いてからこのブログを見ました。
ほたるは31kg弱だからブナと5kgの差!
足にも内蔵にも負担がかかるから、やっぱりダイエットですね。
返信する
エライ! (トチ母)
2010-04-26 08:44:16
ほたるとブナは、メスにしては少し大きく、姉妹で体格が変わらないのに、31kgというベスト体重を維持しているのは、エライ!
飼い主さんの努力にほかならないし、ずっと運動好きのまま育ててくれて、本当にありがとうって気持ちです。
5kgの差は大きいよ~。
ブナのベストは32kgだと思っているので、やはりダイエットが大事ですね。
返信する

コメントを投稿

犬&猫との暮らし」カテゴリの最新記事