小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

噛み癖のあるワンちゃんと会って

2008-08-25 | 犬&猫との暮らし

 昨日アドバイスに伺ったお宅は、噛み癖のあるマルチーズを飼っているお宅で、飼い主さんが一緒だと、ほかの犬に限らず、人にも噛みつき、ずいぶんと難儀な思いをされているとのことでした。さんざん手を尽くしたのに噛みつきが治らず、知人を介してアドバイスの依頼があったのです。

 トリミングルームなどでも飼い主さんがいないと、トリマーさんに噛みつくこともなく、また自宅でも飼い主さんがいなければ、面倒をみるほかの人に噛みつくことはないとのこと。飼い主さんがその子にどう語りかけ、心の底ではどう思っているのか、飼い主さんとの関係をよく聞き、観察しなければいけない例でした。

 まず飼い主さんが飼い犬に守ってもらいたいと思っている気持ちをゆるめなくてはなりませんね。噛みつくことは困ったことではあるけれど、飼い主さんの気持ちの中ではそうして他者を排他する二人(飼い主さんと犬)の関係を容認している、心の片隅でそういう飼い犬の姿勢に本気で拮抗しない部分もあるように見受けたので、それについては真摯に話し合いました。

 噛みつこうとすると、たとえ噛みつかなくても不安なあまりすぐに抱きかかえることで、その場を納めてしまうことも、犬が地に足をつけた構え、正しい姿勢での呼吸といった観点からすれば、あまり好ましくないことです。

 9年近くにわたるそうした状況を改善するには時間がかかりますが、ポスチャーテクニック(姿勢を正す、体を意識させるテクニック)や落ち着き、気質の安定を促すマッサージとともに、補完的にその子に合ったバッチフラワーレメディを使うことをお勧めするべく、カウンセリング後のアドバイスシートを作成中です。


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