小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

働いてます!

2008-11-05 | 犬&猫との暮らし

 私が食事をしていると、3頭とも物欲しそうにするにはするのですが、いくら頑張って見つめていても、いくらヨダレを垂らしてみても、たいていもらえないことが分かっているので、そのうち諦めて、ふて寝したりします。
 ところが、トチは何かをすればご褒美がもらえるということに気が付き、食事中の私のもとに、頼みもしないのにせっせと何かを運んできます。対価として何かをもらおうという魂胆なのです。そういうことをするのは決まって夕食時なのが不思議なのですが、夕食はお総菜が一品多いことを知っているらしい。

 写真は、「じっと見つめてもダメなのね」と諦めかけたブナを尻目に、「口を拭くものをお持ちしました」とばかりにタオルをくわえてきたトチのスナップです。私は知らん顔をして「あっ、要らない、要らない。間に合ってるから」などと手を横に振りながら、耳の聞こえないトチに合図を送るのですが、そうするとそこにタオルを置きっぱなしにしたまま、そそくさと今度は雑巾をくわえてきます。「要らないったら」と言ってもかなりしつこく、今度は洗濯カゴの中から靴下を出して持ってきたりするのです。
 ここであげては癖になる!と思うのですが、あまりに「一生懸命働いてます!」という顔をするので、ついブロッコリーのひとかけらとか、キャベツの硬いところとかを、こっそりあげてしまうのでした。

 そこへいくとクリは直球勝負で、車で一緒に買い物に連れて行き、買ったものを後部座席の足元などに置いておこうものなら、中をのぞき込んで食べられそうなものを物色したりします。今朝も車の中で何かハジハジしてるなと思ったら、買い物袋の中のキャベツをかじっていたのでした。
          
    
            クリにかじられたキャベツ
 「ほおら、ご馳走だよ~!」などといっても、うちでは牛の生肉なんてあり得ないので、がさ増やしはもっぱら野菜です。彼らにとっては野菜もたいそうなご馳走なんですね。野菜でもかなり喜んでくれるんだもの。家庭の事情を心得た親孝行の犬たちなのでした。

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1 コメント

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やっぱりブナが (モラ)
2008-11-07 12:00:42
一番かしこいね。歳の功かしら。
野菜好きといっても、タマネギは食べさせちゃダメなんだっけ?(ペットおんちなので、良く知りません^^;)

代替療法について、たくさん解説ありがとうございました。ほんと多岐に渡っていて、目が回りそうでした。一言でまとめるのは無理ですね、これは。

ご健闘をお祈りします。
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