小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

上野圭一さんのこと

2008-11-03 | 


 私のバイブルともいえる本。これは10年前に講談社から刊行された『ヒトはイヌとハエにきけ』を改題・文庫化したものです。
 アニマル・コミュニケーションの本も数々読んできたし、日本でも講習を行っている著名なアニマル・コミュニケーター、ローレン・マッコール女史の独習CD-ROMも購入し勉強してきましたが、最も心奪われたのが「異種間コンタクトの研究と実践」をライフワークにしていたJ.アレン・ブーン氏の『動物はすべてを知っている』でした。
 気持ちが萎えると、この本を読みます。友人知人にも勧め、プレゼントしたりしましたが、感応してくれたのは自然観、人生観、死生観に近い部分がある人たち、数人でした。

 それから、オステオパシーに出会い、そのオススメ図書を調べていたら、読了せぬまま本棚の飾りになっていた『いのちの輝き』が挙げられていたので、慌てて読みました。著者であるフルフォード博士の治療家としてのスタンスに感動し、こちらも私のバイブルとなりました。
 そして、『いのちの輝き』の序章を書いていたアンドレー・ワイル博士が、著書『癒す心、治る力』に、フルフォード博士のことを書いているというので、それもすぐ買い求めて読みました。

 で、ふとその翻訳者名を見ると、見覚えのある名前。いずれも「上野圭一」と書いてあります。そういえば、と枕元に目をやると、『独習・セラピューティック・タッチ』の監修も上野さん。

 そこで、上野さんについて調べたら、上野さんは翻訳家であると同時に鍼灸師でもあり、また日本ホリスティック医学協会の副会長、代替医療利用者ネットワークの副代表と、代替医療の問題について精力的に執筆をしたり、講演を行なっている方だということが分かりました。こころとからだの問題に関する数々の洋書を翻訳し、ご自分の著書も多いとのこと。アンドレー・ワイル博士の著書はほとんど上野さんの翻訳。ワイル博士から絶対的な信頼を得ているのです。

 テレビ局のプロデューサーという地位を捨て、20代後半に渡米し、ヒッピー暮らしを経験した後、帰国後、30代で鍼灸師の学校で学んだという上野さん。「犬と温泉をこよなく愛している」というコメントもいたく気に入り、それから上野さんの翻訳した書籍や著書をいっそう読むようになりました。

 出会いとつながりというものは実に面白いもので、長い間付き合いがあっても、こころになじまない人もいれば、会ったことはないのにつながり続けることができる人もいます。こころの響き合いとでもいうのか。目に見えない、そうしたつながりを持てることは、とても幸せなことですね。


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2 コメント

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同感 (Victoriamatsu)
2012-09-26 14:54:38
この本読みました。確かに、おっしゃる通り実に興味
深い本でした。また、興味深い本があれば紹介して下さい。上野圭一氏の本も何冊か読んでいます。オーガニックファーマーです。現在カナダ在住。
vcyuji@hotmail.com
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お礼 (トチ母)
2012-09-28 13:20:15
遠いカナダより、コメント、有難うございました。
カナダで農業に従事しているのですか。
そちらのオーガニック栽培事情など、興味深いです。
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