ちばわんの預かりボランティアさんとの会話の中で、
パピーミル業者にレスキューに入っている団体の中には、
その業者から「引き取り料」をもらっている所があると聞き、
がっかりしてしまった。
その団体に直接確認したわけじゃないので、
あくまでも伝聞ではあるのだけど。
また、業者が廃業や倒産をした場合でもなく、
単に繁殖能力が落ちたとか、障害があるなどの不要犬を
引き出してくる団体や個人保護活動者もいる。
不要とされた犬たちを、生き地獄のような状況下に
放っておけない気持ちになるのは当たり前だ。
けれど、その業者がきちんと廃業することを見届けない限り、
彼らは生き残り、不要犬が引き取られて空いたケージには、
新たな繁殖犬が入れられて、劣悪な環境で
子犬を生まされ続けることになる。
(写真提供/say No プロジェクト)
生まれた子犬は、ペットショップのショウウインドを飾り、
安い値段で買い取られていくが、
売れ残った子は再び繁殖業者に売り払われ、
繁殖犬として、親犬と同じ生涯を送ることも少なくない。
廃業もしないパピーミル業者から不要犬を引き取ることは、
パピーミル業者に生き残りの道を拓いてやることになり、
また、引き取り料をもらって引き取ることは、
金の亡者に、お金でケリをつける方策を
示しているようなものだと思う。
そのお金は保護活動費に使われるとしても、
業者を生き残らせ、繁殖犬を増やし続けることにつながれば、
元も子もないと思ったのでした。
この連鎖を、何とか断ち切れないものだろうか。
保護活動も旧態然としたやり方では、
もう対応することができない現状であることを
きちんと把握しながら、ペットの在り方にとって
将来的にどうすることが一番いいのか、
何が本当の動物福祉につながるのかを
見極めなくてはいけないなと心底思った。
パピーミル業者にレスキューに入っている団体の中には、
その業者から「引き取り料」をもらっている所があると聞き、
がっかりしてしまった。
その団体に直接確認したわけじゃないので、
あくまでも伝聞ではあるのだけど。
また、業者が廃業や倒産をした場合でもなく、
単に繁殖能力が落ちたとか、障害があるなどの不要犬を
引き出してくる団体や個人保護活動者もいる。
不要とされた犬たちを、生き地獄のような状況下に
放っておけない気持ちになるのは当たり前だ。
けれど、その業者がきちんと廃業することを見届けない限り、
彼らは生き残り、不要犬が引き取られて空いたケージには、
新たな繁殖犬が入れられて、劣悪な環境で
子犬を生まされ続けることになる。
(写真提供/say No プロジェクト)
生まれた子犬は、ペットショップのショウウインドを飾り、
安い値段で買い取られていくが、
売れ残った子は再び繁殖業者に売り払われ、
繁殖犬として、親犬と同じ生涯を送ることも少なくない。
廃業もしないパピーミル業者から不要犬を引き取ることは、
パピーミル業者に生き残りの道を拓いてやることになり、
また、引き取り料をもらって引き取ることは、
金の亡者に、お金でケリをつける方策を
示しているようなものだと思う。
そのお金は保護活動費に使われるとしても、
業者を生き残らせ、繁殖犬を増やし続けることにつながれば、
元も子もないと思ったのでした。
この連鎖を、何とか断ち切れないものだろうか。
保護活動も旧態然としたやり方では、
もう対応することができない現状であることを
きちんと把握しながら、ペットの在り方にとって
将来的にどうすることが一番いいのか、
何が本当の動物福祉につながるのかを
見極めなくてはいけないなと心底思った。