小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

“動物界にいるミグノンの友森さん。”

2014-01-20 | つぶやき

 ペットの保護活動のことを調べていたら、『ほぼ日刊イトイ新聞』の連載“動物界にいるミグノンの友森さん。”に行き当たった。ずっと読んでいるのだけど、更新が待ち遠しくなるほど、友森さんの人となり、活動ぶりが魅力的なのだ。

 友森玲子さんが代表を務める動物愛護団体「Rencontrer Mignon(ランコントレ・ミグノン)」では、東京都動物愛護相談センターから殺処分待ちの捨てられた動物を保護して、新たな里親を見つける活動をしている。

 東京都で犬猫の殺処分ゼロになったら全国への波及効果は高いと考え、老犬や病気の犬猫も引き取ってくるのだそうだ。
 彼女はスイスやドイツの保護施設に見学に行き、充実した施設や動物への進歩的な考え方を羨ましいと思う反面、「『寄付が少ないから日本だと施設が作れない』『しょせん文化が違う』なんて言わないで、日本なりのものを考えたほうがいいと思います。設備も大事。でも、同じくらい大切にすべきものがある」という。

 千葉に作ったシェルターは広いドッグランもあって環境はいいのだけど、都内からのアクセスという点では問題がある。結局「犬は“ドッグラン”より“人”がいいんですよ」と言う。部屋が狭かったらお散歩に行ってやればいいと。そうなのね、犬にとって、人がいてくれること、そして、少しでもかまってもらえることが大事なのよね。

 というわけで、彼女は「将来的には、駅から徒歩3分以内のシェルターをいくつも作りたい」そうだ。素晴らしい! ボランティアさんも集まりやすいし、ボランティアさんの手が足りなくなれば、街中ならアルバイトを雇うことだってできるからって。

 動物たちと触れ合える保護シェルターが身近にあって、そこから犬猫、小動物を譲渡してもらうことが当たり前になれば、ペットショップでの生体販売がやがて「普通じゃないこと」になり、むやみに繁殖させて儲ける畜犬業者も淘汰されていくでしょうね。

 犬猫は安易に衝動買いするものじゃないのに、それを薦めるようなペットショップはよろしくないのです。そして飼った以上、安易にポイしちゃダメなのです。

 保護活動についても、いろいろ考えさせられるオススメの連載です。

『ほぼ日刊イトイ新聞』動物界にいるミグノンの友森さん。
http://www.1101.com/mignon/2014-01-06.html

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