小さな栗の木の下で

保護犬のミニチュア・ダックスを引き取り、
小型犬との暮らしは初めて!という生活の中で、感じたことを徒然に…。

東京都の瓦礫処分業者と除染費用

2011-11-03 | つぶやき

 東京都が岩手県宮古市から受け入れた瓦礫の焼却処分をする業者は、東京臨海リサイクルパワーということだが、東京臨海リサイクルパワーは東電ほか5社の出資によって設立された東電グループの企業である。

 2002年4月に公募された「ガス化溶融等発電施設の施設整備・運営」事業に応募して、東京都から選定されたそうで、2004年には東京都から中央防波堤内側の土地を購入している。東京都とは強い絆で結ばれているみたいですね。

 2002年に公募した事業主として、東京都が選定した理由のひとつに「公益事業者である東京電力が中心となり、社会的責任と社会への貢献を充分認識して、事業運営を行う」ことが挙げられているが、株主の東電も「社会的責任と社会への貢献を充分認識」しているんだろうか。笑っちゃうな。

 東電は20兆円超の除染費用を国に全額負担するよう要請中。要するに私たちの税金から出せということですね。「社会的責任」が聞いて呆れる!

 東電社員は冬のボーナスも確保されているし、大型の除染工事は東海臨界リサイクルパワーのように、東電のグループ会社が独占的に受注しているという。もう笑えないよ。こんなことって、あっていいのかしら。頭がクラクラする。

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朝霞市で放射線量測定

2011-11-03 | つぶやき

 東京新聞の埼玉版ページに「朝霞市が除染終える」という記事が掲載されていた。朝霞市は10月31日に公共施設480カ所の放射線量測定を行い、線量の高い地点の除染を完了したと発表したそうだ。

 最も線量が高かった地点が、第九小学校正門横の倉庫の雨どい排水口で、毎時1.258マイクロシーベルト。うちから徒歩5分程度の場所にある姪っ子が通う小学校だ。

 ほかの場所でも、市が除染の判断基準値としている0.19マイクロシーベルト/h(空間線量率)以上の線量が出た場所はあるが、当然のことだろうと思う。「来るな」と言ったって、風に乗って運ばれてくるのだもの。

 排水口付近やら草むらやらは、犬たちが好んでクンクンする場所だから、原発事故後、ブナもクリもきっとたくさんの放射線物質を体内に取り込んだことだろう。
 
 ごめんよ、私のワンコたち。人間の業が生んだ怪物を封じ込める手立てがないのだよ。
 それでもまだ多くの人間がその怪物を操縦して何とかしたいらしい。地球上で一番恐ろしい怪物は人間の慾だな。

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