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「日本学術会議の人事について首相官邸が関与した、これはえらいこっちゃ」
と大騒ぎ。
野党と当の日本学術会議の元理事あたりがワンワン叫んでいる。

このワンワン叫んでいる主張が間違えていることを分かりやすく解説してくれたのは先日の朝の大阪ローカル番組に出演していた橋下徹元大阪市長なのであった。

「国民の税金が投入されている機関が勝手に人事を決めたらおかしいでしょ。税金が投入されている限りは首相がそれに意見をしても当然なんです。それこそ『税金でやってるけど、やっていることは神聖不可侵だから政府も国民も文句を言うな。』というのは暴論ですよ。」

という意味合いであった。

「自由にやりたいのであれば、税金じゃなく自分たちのお金でやればいい。」

とも言ったのであった。

尤もなことであろう。
たった200人ほどしかいない学者集団が、
「自分たちは国の学術窓口だ」
と主張するのも、これまた滑稽で日本には何万人もの学者が存在するわけだ。
そもそもその代表が選挙・会議もなにもなく決められる日本学術会議だ、というのは非常にバカバカしい限りだ。

で、なんなんこれ?
と調べてみると今回の報道は報道される必要さえないような代物なのであった。

まず、第一報を伝えたのは新聞赤旗。
日本共産党の機関紙である。
この一紙だけで胡散臭いのに、昨日の記者会見を見てみると内田樹なんていう共産主義者で日本共産党のシンパみたいな人が混じっている。
なんなんだ、これ?
なのである。

まだおかしなところは満載で、例えば「日本学術会議は我が国の科学者の内外に対する代表機関」なんだそうだが、問題になっている学者の皆さんは全員文系なんだそう。
文系の科学者というのはよく分からない。
もしかすると「文学を科学する」なんていう、どこぞのCMのようなキャッチフレーズでも本気で謳っているのだろうか。
大喜利みたいな団体である。
選ばれなかったのは6人だし。
座布団を取り上げられて怒ってんだ。

で、大いに騒いでいるのが、なんとか民主党を主とする野党の皆さん。
モリカケ、サクラ、で今度はガクシャ。

ええかげんにせい!と言いたいのが国民の大多数であることは間違いない。


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