<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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先週の金曜日。
近くのショッピングモールにある正規アップル指定店でiPhoneのバッテリーを交換した。
代金は5400円プラス税。
高いか安いかわからないが、iPhoneの充電が長持ちするようになって新品の頃のように持ちが良くなった。

私が使っているのはiPhone7。
カミさんと娘は今年のはじめに新しい機種に買い替えたが、私は今の機種でも特に困ったこともないので買い控えた。
必要なアプリは走るし、当たり前だが電話はできる。
ネットも基本的にストレスはない。
新しいiPhoneの価格はパソコン1台とたいして変わらず、どうせお金を出すのならもっと別の方向へという気持ちが勝った。
強いて不満を述べるのなら古くなった電池の持ちがちと悪いということだけ。
そのうち電池だけ交換しようということで先々週の終わりにバッテリー交換をしてきたというわけだ。

で、バッテリー交換をしようとしていたまさにその時。
アップルから新しいiPhone12が発売されるというニュースが発表された。

早いもので来年でスティーブ・ジョブスが亡くなって10年が経つ。
だからかどうかはわからないが新しいiPhoneのデザインはジョブスが亡くなったときに発売されていたiPhone4sにそっくりなのであった。

もしかするとネタ切れなのか。

アップルのWEBサイトを見てみるとその特徴は「早いこと」「防水性が良くなったこと」「小さくて軽いこと」「ディスプレイがよくなったこと」「カメラが二つ以上あること」。
それがどうした、という内容なのだ。
十数年前、イベント会場でジョブスが発表したあの熱狂感は、無い。

どんな製品でも時が経ち熟成するとアドバンテージを求める部分が表面的なる。

デザインがいい。
軽い。
電力消費が小さい。
などなどなど。

これを持ったら生活がこんなに変わるかも知れない、という期待感を提案することは難しくなる。

私のiPhone7を買い換える必要は当分無さそうだ。




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