<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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理化学研究所の研究チームが世界最高速のスーパーコンピュータを使ってコロナウィルスの飛沫可視化をしたそうな。

新聞のWEBサイトに掲載されている画像を見る限りテーブルに座った人型モデルから発せられる飛沫のパーティカル(粒)が空中を舞う様をシミュレーションしたのだろう。
誰にでもよくわかるコロナの飛散の状況だ。

でも、これってわざわざスパコンで処理しないといけない内容なのか。

気流シミュレーションは数千万円もするものからフリーソフトまで様々あって、興味があれば今や誰でも使ってみることのできる世界。
例えば3DCGフリーソフトBlenderでもパーティカルを使ったシミュレーションが可能だ。
そしてそれらのプログラムを実行するのにスパコンは要らない。

スパコンでコロナの飛沫可視化をすることはキッチンの床を横切るゴキを自衛隊の戦車で砲撃するに等しい。

今回のニュースは理研の広告かもしれない。


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