<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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日頃使っているインターネットの検索エンジン。
何も考えずにGoogleをメインに利用していたのだが、週刊新潮の記事によるとGoogleの日本での検索エンジンシェア率はなんと9割を超えるのだという。

これでいいのか?

検索エンジンの開発というのは容易ではない。
莫大なコストと技術がかかる先端技術の結晶なんだそうだが、Google1社に寡占化するとどういうことになるかと言うと、他社の検索エンジンの日本語対応が予算の関係で見送られることになる。
結果、日本での検索はGoogleで、の悪循環になり他社は次々に撤退することになってします。

このブログはNTTのGooというサービスの一つで、Gooの検索機能があるのだが、これは日本製。
NTTの研究チームの手になるものだという。
こういう和製ソフトそのものがゲームを除くとかなり少ないように思うのだが、検索エンジンにしても同様だろう。
記事によると驚くことにマイクロソフトがすでに日本語対応を撤退。
市場占有率は一桁ということで魅力が無いらしい。
あの強欲中国の百度さえ日本から撤退。
Yahooに至ってはGoogleの検索エンジンなんだそうだ。

で、検索エンジンに寡占化が進むとどういうことになるかというと、情報操作がしやすくなるということ。
GoogleまたはGoogleと手を組んだ組織や個人が日本の情報を簡単に操作できてしまうなんてことが発生するのだ。

「アメリカだから大丈夫」
ということは決して言えない。
アメリカも日本ではないので、アメリカにとって不都合な情報は遮断されたり歪曲されることもきっとある。

なにげに使っている検索エンジン。
何をどう使うのかも難しい時代になってきたもんだ。


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