<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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仕事での移動は路線バスを利用することが結構ある。
最も利用するのは大阪シティバス(旧市営交通)と東京都営バス。
大阪シティバスは大阪駅前から大東市内のお客さんを訪問する時に利用することが多く、都営バスは定宿にしている浅草のビジネスホテルへ行くのに利用することが多い。
どちらも目的地が駅から遠く、歩くのが面倒くさい場所という共通点がある。
いずれも本数が多くとっても便利な存在で、はじめの頃は、

「ん〜〜〜〜、バスなんてめんどくさい」

と思っていた。
ところが実際に一度使ってみると思ったより時間はかからないし、乗り心地も悪くないし、安いのだ。
料金は両方とも大人210円。
全線共通。
どこま乗っても同じ料金。
都営はかつては200円だったのだが、消費増税とともに値段があった一方、大阪シティバスは民営化に伴い料金据え置きになったため同じ料金になってしまったというわけだ。

事業規模もよく似た2つの公共バスの大きな違いは料金をいつ払うか。
大阪シティバスは降りる時に払い、都バスは乗る時に払う。
この差はシステムとしてどちらが有利なのか。
先日バスに乗っている時につらつらと考えた見た。

後払いの大阪シティバスは乗るときはさっと乗れるが折り時に手間取ることになる。
小銭を持っていない乗客やバスカードを買い求める乗客などがいると必然的に降車に時間がかかる。
このリスクは終着点の大阪駅やなんば駅に到着した時に顕著になり、後方座席に座っているとなかなか降りることができないということになる。
正直イライラすることも少なくない。

これに対して先払いの都営バスは降りる時はスムーズだ。
乗るときも混雑していたとしても終着点についたときほど一度に乗ってくるようなところは少ないため意外なほどスムーズに乗降することができる。

ということで私は料金システムは都営バスに軍配を上げたい。

それにしても路線バスの乗り方が各地ごとに少しづつ違うのはなんとかならないのか。
いつもバス停で「先に払うのか、後で払うのか」悩みながらバスを待っている私なのであった。


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