<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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事務所で仕事をせずにスターバックスやドトールなどでノートパソコンのキーをパコパコ叩いて仕事をしている人達のことを「のまどワーカー」というそうで、私なんかは立派なのまどワーカー。
私の本拠の事務所は大阪府の南部のとある街になるのだが、難波にも支店があり、大阪本町や新大阪駅近くにも「使っていいよ」と言われているデスクのある事務所があり、吹田の大学があり、東京の事務所がある。

「どこにいるのか、さっぱりわかりませんよ。今日は何処にいてるんです?」

と訊かれることは数知れず。
今も大阪市内のカフェで時間つぶし兼気分転換でブログを打っている。

こういうのまどワーカーの最も大きな問題はコーヒー代が結構掛かるということだ。
スターバックスを標準とすると、アイスコーヒーはショートサイズで290円。
これが一日に何度かかかり、真夏だと氷系も飲みたいので飲み物代だけで一日2000円も使ってしまって、後でおもいっきり後悔することも少なくない。
ううう......金欠なのを忘れてた、という具合に。

スタバの場合、アイスコーヒーやホットのドリップコーヒーはレシートがあると2杯めが100円、という親切なシステムがあり大いに助かる。
これは全国共通のようで、例えば午前中に阪急北千里駅前のスタバで飲んで、新幹線で移動後そのレシートを使って本郷三丁目のスタバで100円でコーヒーを楽しむなんてことができるのだ。

だが、こういうふうに都合よくいかないのが世の常。
大抵はドトールで200円使い、スタバで400円使い、タリーズで380円使い、と無宿者生活である。
のまどワーカーもなかなか辛い。

そこで考えるのだが、どうしてこうもコーヒーの価格はカフェによって異なるのか、という問題だ。
最低価格はカフェ・ベローチェの170円(ホット)からホテルニューオータニの800円(だったかな)まで、様々で、それでいて私にとって最も美味しいコーヒーはドトールのブレンドであったりするわけだから、その価値判断はなかなか難しい。

以前読んだ「ドトール」関係の書籍によると、コーヒー1杯の原価は、だいたい20円から50円。
それを200円以上で販売するのが普通なので、カフェとしては儲からないはずはない。
スタバやドトールが1000億円企業であることを考えると、面白いビジネスではあるわけだ。
のまどワーカーとしては、もう少し良心的にお願いしたいというところだ。

ということで、コーヒーを飲みながらつらつらと考えていると、携帯のメールがピピピと鳴った。
のまどワーカー出動の時間なのだ。


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