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鹿島建設は姉歯事件になにも学ばなかったようだ。

そもそもゼネコンは実際の工事は何もしない監督屋で、下請けの鉄骨屋、コンクリート屋、設備屋、内装屋を取りまとめて、一つのプロジェクトを完成させるのがお仕事だ。
時々、何もしないのに上前はねやがって、と怒り心頭に発する事もあるが、そこは監督屋、高い設計技術と経験豊富な管理のノウハウで「なるほど、さすが」と思わせるのもゼネコンだ。

で、鹿島建設が建設した梅田○ー○タワーなんとかというビルで、いい加減な施工をしていた事が発覚。
なんでも鉄骨がずれたまま工事完工したんだとか。
貸間建設のホームページを確認すると「構造上問題ありません」とのこだけれども、まともな返答とは思えない。
例えば、テレビを買って画面枠に傷があるけど画面は綺麗なので「映りますから大丈夫です」では、通らない話。

ともあれ鹿島がどこかの大陸国家や半島国家の企業のようにいい加減な会社だとは思わなかった。
一流会社があの姉歯事件にも何も学ばなかったのかと思うと、残念を通り越して呆れるばかり。

これではゼネコンの存在価値はまったくない。
そんなコワーイ事件なのだ。
まさか、S設計も知っていたんじゃあるまいな?

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