<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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5年ほど前に関西デジタルホン時代から契約していたソフトバンクの携帯電話を解約した。
理由は「機種交換をしたいんですけど」と訪れた近所のソフトバンクショップのオッサン兄さん(おやじには若いし、青年と言うには年を食っているという意味)の対応がつっけんどんだったことだ。

もともと出版社かソフトの卸やかわからないソフトバンク社にも、その危うい匂いのする創業者にも好感を持っていなかった私はボーダフォンがソフトバンクに変わったことも相まって、即、形態の会社を変えることを決断した。

で、変えたのがなぜかau社。
NTTにしなかったのはauのほうが維持費用が安かったからだ。
それに私の会社の携帯はNTTでプライベートにはauを持っている方が合理的と判断したからだった。

その携帯電話もこの一年間であっという間にスマートフォンの時代になってしまった。
スマートフォンを持っていないともはや時代遅れの感もあり、普通の携帯電話、それもちょっとばかり古い機種を持っている私はなんとなく流行に乗り遅れた中年のオッサンという感じがなくもない。

悔やまれるのはソフトバンク。
私が解約してしばらくするとアップル社がiPhoneを発表。
日本ではどこの会社が提供するのか注目が集まっていたらソフトバンクが扱うことになった。
正直、悔しかった。
私はPerformaの時代からアップルのユーザーで,同社の製品をこよなく愛していた。
一生懸命仕上げたレポートで最後にセーブしようとしたら「爆弾」が表示されてフリーズしても、アップル製品を愛用しつづけてた。
それが、他社の携帯電話網を、しかも私が解約したあのつっけんどんなオッサン兄さんが働くソフトバンクでリリースやと。

ということで、史上初のまともなスマートフォンiPhoneの使用は暫し諦めなければならなかったのだ。

ソフトバンクに遅れること随分経ったがNTTは独自の資力を活かしてiPhoneを打倒するようなスマートフォンを次々に投入。
市場の一角を確保した。
一方au社は、つい先月まで一台の先進スマートフォンは存在しない情けない存在になっていたのだ。
その情けない状態を一挙に改善したのがシャープのauスマートフォン。

正直、デザインはiPhoneよりもかっこいい。
表示もAndroidOSはiOSに見劣りしない。

早くこれに変えたいな、と思ってauショップに行ったら、
「予約していただいても年内には手に入りません。」
「故障時のデータバックアップはお客様で、アプリは買い直しになるものもあります」
「電池のもちが悪いので、悪いことを了承する契約書を書いていただきます」
「Wi-fi? 知りません」
などと言われたのでスマートフォンへの交換は断念した。
少なくとも今回は。

ともかく条件付きのスマートフォンは考えものではある。

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