<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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大阪に帰ろうと東京駅のコンコースを歩いていたら床に「新幹線」案内のサインが。

「そういえば、東北新幹線が青森まで通じてたんや」

ということを思い出し、めったに東北新幹線を利用しない私もお上りさん的感覚で「新青森」行と表示されている出発掲示板を見に行った。

それにしても新路線ができて掲示板に新しい駅名が表示されるのは新鮮だ。
「旅に出たい」
と、感じてしまう瞬間で、遥か彼方、訪れたことのない街の風景を思い浮かべるのは、なんともいえない旅情がある。
とりわけ東北新幹線をほとんど利用することの無い私は「新青森」の表示に未知の世界を見るようでなかなか感動的なのであった。
きっと、東北地方出身の人には、もっともっと感慨深く感じられるものだろう。

ところで、電車の出発表示といえば、普段でも行き先で感動することがなくもない。
例えば、大阪駅で「トワイライトエクスプレス 12:00 発 札幌行き」なんていう表示を見れば、いつも「おお~、あれに乗ったら札幌へ行けるんや」と感動すること昔も今もと言う感じなのだ。
さらに、特急雷鳥「新潟」とか、特急日本海「青森」というような表示を見ると、その長距離に感動したりする。
一方、なんで大阪から新潟や青森に行くのに電車でいくんや?と不思議になることもなくはない。

これからのシーズン、北国を走ってきた列車の屋根に積もった雪を観るのも楽しい季節。

東北新幹線は東京に青森から何を運んでくるのか。

ま、在来線の特急と違って新幹線は旅情に乏しい、というちょっとした欠点があるんですけどね。
どうでしょ。



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