<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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どこをさがしても見当たらない。
結構発売してから早いうちに近所の書店を探し回ったのだが見つからない。
公称6万部の発行部数が4万部に落ちていたので休刊になったのだというのだが、それにしても書店から姿を消すのが早すぎる。

「諸君!」

どこ行ったんや?

文藝春秋社発行のオピニオンマガジン「諸君!」が今月号を最後に休刊。
発行部数の減少と、「諸君!が担ってきた保守的主張が一定の役割を終えた」ことを理由にしている。
でもそれは建前。
ホントの理由は文藝春秋社が徐々に左寄りなってきており、超硬派な保守マガジン「諸君!」はリストラ対象として最初のやり玉にあたってしまったのだという。

確かに最近の文藝春秋社の雑誌はどこかおかしな感じがしている。
とりわけ私は毎週週刊文春を愛読しているわけだが、私が大学生だった20年前と比べると、ずいぶんと革新的な雰囲気に代わってきている。

それはともかく、私は学生時代から「諸君!」を愛読していたため、今回の最終号はなんとしてでも読みたいと思っていたのだ。
にも関わらず、新刊を見つけることができずにいる。
「諸君!」は以外に根強い人気を持ったオピニオンマガジンであったという事実が浮かび上がってくるのだ。

今後は産経新聞社の「正論」や小学館の「SAPIO」などが保守的論説の主導権を握っていくのだろうが、どうもいささか頼りない感じがしないでもないのだ。

ということで、今月号の「諸君!」。
紳士淑女の皆さん!
わたしゃ絶対に購入しますぞ。

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