平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

イスラエル4回目接種結果報告

2022-02-17 16:41:23 | 新型コロナウイルス

Fourth Dose COVID mRNA Vaccines' Immunogenicity & Efficacy Against Omicron VOC

COVID mRNAワクチンのオミクロンVOCに対する免疫原性と有効性の検討
 
概要

背景

懸念されるオミクロンの変異体の出現を受け、BNT162b2またはmRNA1273の4回目の投与の免疫原性、
有効性および安全性について、非盲検臨床介入試験で検討した。

方法

主要エンドポイントは安全性と免疫原性、副次的エンドポイントはSARS-CoV-2感染およびCOVID-19症候性疾患の予防に関するワクチン効果であった。
2つの介入群は、マッチさせた対照群と比較された。
対象者は、BNT162b2を3回接種し、IgG抗体価が≦700 BAU(40パーセンタイル)である医療従事者(HCW)であった。
IgG抗体価および中和抗体価、生VOCの直接中和、T細胞活性化を評価した。
すべての参加者は、毎週SARS-CoV-2感染のスクリーニングを積極的に受けた。

結果

適格なHCW 1,050人のうち、154人がBNT162b2、120人がmRNA1273の投与を受け、年齢をマッチさせた対照者426人と比較された。
両ワクチンとも接種後2週間以内にIgG抗体価および中和抗体価が約9~10倍上昇し、
オミクロンVOC中和抗体価は8倍上昇し、3回目のワクチン接種後の抗体価に回復していた。
ブレイクスルー感染症は一般的で、ほとんどが非常に軽度であったが、高いウイルス量を示した。
感染に対するワクチン効果は、BNT162b2が30%(95%CI:-9%~55%)、mRNA1273が11%(95%CI:-43%~+43%)であった。
また、局所的な副反応が80%、全身的な副反応が40%で報告された。

結論

COVID-19 mRNAの4回目の投与により、抗体価は3回目投与後のピーク値まで回復した。
軽症または無症状のオミクロン感染症の予防効果が低いこと、および破たん例の感染力が高いことから、次世代ワクチン開発の緊急性が高まっている。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。


スイス政府、ワクチン証明義務等解除

2022-02-17 10:51:01 | 新型コロナウイルス

スイス政府、ワクチン証明・マスク着用義務を解除





イギリス、デンマーク、スウェ―デンなどに続き、スイスもワクパス提示義務を廃止しました。

スイスの感染状況はつぎのとおりです。


日本と比べると新規感染者数は多く、収束しているとは言えません。


ワクチン接種率は比較的低いのに接種義務化をあきらめました。ワクチンは効かないことを認めたのです。
いっぽう、我が国は、効きもしないワクチンを5歳-11歳の子どもたちにも打たそうとしています。
日本は正真正銘のバカの国ですよ。国の未来を担うべき子供たちの健康を奪う暗愚の国は日本だけです。

追記  2022.02.17

10代男性か全身炎で死亡

鹿Dr.>mRNAワクチンは麻薬的な奴。

追記 2022.02.17

悪魔たち

彼らは現代における731部隊です。
彼らの関心事は「子どもたちにワクチンを打ったらどうなるか」だけです。
5歳ー11歳の子供たちは彼らにとってマルタにすぎないのです。

赤下線で強調した委員が首謀者です。どうでもいい委員が混ざっていますが、
なぜ素人を大勢混ぜたかというと、一つは、ガチの専門家を参加させると纏まらない、
二つ目は、薬害問題が顕在化したときのために責任の分散化、責任の希釈化、を図ったのではないかと思われます。


ピークアウト判定(随時更新)

2022-02-16 08:33:59 | 新型コロナウイルス

いろんな人がいろんなメディアで、ピークアウトしたとかまだだとか言っていますが、そもそもピークアウトとは何でしょうか?
新規感染者数のグラフのピークを通過することをピークアウトと呼ぶとすれば分かりやすいですが、明瞭なピークができないときはどうしますか。
ということで、ここでは先ずピークアウトをつぎのように定義します。
実効再生産数が1.0を下回ることをピークアウトと呼ぶ。
意味不明な実効再生産数を使うのは気が引けるのですが、外に適当な指標がないので仕方ないです。
全国47都道府県について、2月14日までのピークアウト判定を行い、北海道から順に示します。
注)1.0を下回った実効再生産数が再び上昇して1.0を超える場合は、1.0を下回った日を偽のピークアウトとみなし、ピークアウトから除外します。


・北海道

ピークアウトしていない。

・青森

ピークアウトした。

・秋田

ピークアウトした。

・岩手

ピークアウトしていない。

・山形

ピークアウトした。

・宮城

ピークアウトしていない。

・福島

ピークアウトした。

・群馬

ピークアウトした。

・栃木

ピークアウトした。

・茨城

ピークアウトしていない。

・埼玉

ピークアウトした。

・千葉

ピークアウトしていない。

・東京

ピークアウトした。

・神奈川

ピークアウトした。

・山梨

ピークアウトした。

・新潟

ピークアウトした。

・長野

ピークアウトした。

・静岡

ピークアウトした。

・愛知

ピークアウトしていない。

・岐阜

ピークアウトしていない。

・富山

ピークアウトしていない。

・石川

ピークアウトした。

・福井

ピークアウトしていない。

・三重

ピークアウトした。

・和歌山

ピークアウトした。

・滋賀

ピークアウトしていない。

・京都

ピークアウトした。

・奈良

ピークアウトしていない。

・大阪

ピークアウトした。

・兵庫

ピークアウトした。

・鳥取

ピークアウトした。

・島根

不明

・岡山

ピークアウトした。

・広島

ピークアウトした。

・山口

ピークアウトした。

・徳島

ピークアウトしていない。

・香川

ピークアウトした。

・高知

ピークアウトしていない。

・愛媛

ピークアウトした。

・福岡

ピークアウトした。

・大分

ピークアウトした。

・佐賀

ピークアウトした。

・長崎

ピークアウトした。

・熊本

ピークアウトした。

・宮崎

ピークアウトした。

・鹿児島

ピークアウトした。

・沖縄

ピークアウトした。

米軍基地のある沖縄県と広島県は1月にピークアウトしています。
燃え盛った方が早く鎮火するということでしょうか。


いまさら再生産方程式(続)

2022-02-15 07:11:17 | 新型コロナウイルス

再生産方程式のモデルは線形システムであり、この方程式に基いて計算すると必ず過大評価になること、を前記事に書きました。

議論を解りやすくするために、ここで復習しておきましょう。
再生産方程式はつぎのとおりです。

A(τ)はインパルス応答関数です。
前記事では再生産方程式をつぎのように書き換えました。


A(τ)は、感染時を起点にしてそれ以降に誰かに感染させる能力(感染力)を表します。
g(τ)は確率密度関数です。ここではガンマ分布を用います(k=9.0,θ=0.5)。


再生産方程式では、基本再生産数(R0)は一定と仮定しています。そのため解は発散したのでした。
ここでは、基本再生産数(R0)が一定でなく時間とともに低減するモデルを考えます。

ここで、C(τ)は低減係数です。t1/2は半減期(感染力が2分の1になる期間)です。原子核崩壊をイメージしています。
この式を離散化します。



この式を使ってデルタ株蔓延時の全国新規感染者数を計算してみましょう。
数値は厚生労働省オープンデータからダウンロードしました。


ここで、R0=2.9、t1/2=42としています。
基本再生産数一定モデルでは単調増加解しか得られなかったのですが、基本再生産数低減モデルにするとピークができます。

つぎに、オミクロン株について計算します。


ここで、R0=4.3、t1/2=21としています。
デルタ株と比較すると、基本再生産数が大きくなり、半減期は短く(2分の1)なっています。

この式は初期値に強く依存します。また、R0とt1/2を少し変えただけで結果は大きく変わります。
したがって、このやり方はあまり実用的ではありません。

このやり方のポイントは、半減期を導入したことです。
ウイルスは人から人への感染を繰り返す過程で徐々に感染力を失っていくと仮定しています。
あらゆる生物に寿命があるようにウイルスにも寿命があるのではないでしょうか。
人から人への感染がある一定の回数に達するとウイルスは寿命を終えるのではないでしょうかね。
そうだとすると、人流制限や飲食店の時短制限は長引かせるだけなので、全く意味がないことになります。


抑制された免疫が回復したときどうなる?

2022-02-13 17:47:54 | 新型コロナウイルス

追記 2022.02.13

m1Ψは死にやすくなるやつです

鹿Dr.によると、2回目接種済みでブースターを打たない老人がオミクロンに感染した場合、同年齢の未接種者に比べて3倍~4倍死にやすいらしいです。

追記 2022.02.04

ヒトRNA逆転写酵素シータ

逆転写されたらスパイク人間になってしまうよ。

厚生労働省はこんなことを言っていますが、嘘にまみれた連中のいうことなので信用しないほうがいいでしょう。

新型コロナワクチンQ&A


記 2022.01.31

実験的m1Ψ生物製剤の主作用

鹿Dr.の解説はとてもよくわかるのだけれど、いったん抑制された免疫が回復したときどうなるのだろう。
そのときスパイクタンパクが残っていて、もとに戻った細胞性免疫が本気をだしたらスパイクが張り付いた細胞は皆殺しにされるのでは?
だからこそブースターを打ってもう一度免疫を下げる必要があるのでは?

昨年の3月に、Dr.苫米地は、少し意味合いは違うけれど、つぎのように言っている。


いまさら再生産方程式

2022-02-03 12:18:41 | 新型コロナウイルス

西浦博:実効再生産数とその周辺


再生産方程式は畳み込みを行っています。A(τ)はインパルス応答です。
このモデルは線形システムであり、感染拡大初期にしか使えません。
また、適用には次のような条件が必要です。
①感受性を有する人間が無限にいる
②感受性を有する人間の分布は一様である
③感受性を有する人間は移動しない
④他の集団からの感染者の流入はない
このような条件を満たす集団は例えば原爆の中の濃縮ウランです。
原爆の場合、感染者は中性子です。
ウラン235の原子核に中性子をぶつけると原子核が分裂し複数の中性子を放出します。
放出された中性子が次の原子核に衝突し複数の中性子を出す、を繰り返すと爆発します。
感染拡大期もこのようだと、このモデルは言ってるわけです。
でも、濃縮ウランのように高度に品質管理された理想的な感受性を有する人間の集まりがあるでしょうか。
そんな集団はこの世に存在しません。また、原爆のように連鎖反応で感染爆発することもありません。
どんな感染症も、感受性を有する集団の構成員すべてが感染しなくてもいつの間にか収まります。

現象を反映していないのでこの方程式は実用上全く意味がありません。
それどころか、むしろ有害です。この方程式の計算結果に基いて政策決定されれば国は壊れます。

当ブログでは1年前に再生産方程式について考えたことがあるのですが、
纏まりがつかず尻切れトンボになってしましました。
尻切れになったのは、私の理解力不足もせいもあるけれど、西浦氏にも責任があります。
西浦氏の資料はあまりにもわかりにくいのです。
まるで、虫食いだらけの古文書を読んでいるようでした。
西浦博:実効再生産数とその周辺を読んで解る人いますか?
理論そのものが難解というというよりも、プレゼンがあまりにも下手なんです。
むしろわざと解り難くしているのではないかとさえ思えます。
そんなわけで、以下では西浦氏の資料を無視し、平ねぎ流で考えてみます。

再生産方程式をつぎのように書き換えます。


A(τ)は、感染時を起点にしてそれ以降に誰かに感染させる能力を表します。
g(τ)は確率密度関数です。ここではガンマ分布を用います(k=9.0,θ=0.5)。


再生産方程式は連続式ですが、実際には日々の感染状況を調べるのでつぎのように離散化します。


広島市のデータを使って試してみましょう。

オミクロン株の基本再生産数をR0=6.0に設定しています。

青実線は報告数です。
赤実線は再生産方程式によるシミュレーション結果です。
グラフをみれば明らかです。合わないんです。

合うのは、感染拡大を始めてから10日くらいの間だけです。
オミクロン株の基本再生産数がどうのこうのということは全く意味がないことがわかるでしょ。
再生産方程式を使って計算すると必ず過大評価になります。

2年前の4月、西浦氏の提案を根拠に、政府は8割の行動制限を国民に課しました。



基本再生産数をR0=2.5と仮定すると、R0<1.0にするためには6割の行動制限が必要であり、
それでは心もとないので安全代をとって8割にした、ということなのですが、
あほらし過ぎて話になりません。
8割の行動制限とは具体的に何をすることか?の根本的疑問はひとまず措くとして、
再生産方程式が線形システムであるために必ず過大評価になるのです。
42万人が死ぬなどありえないのですよ。

基本再生産数が使えないので、実効再生産数という概念が導入され広く使われています。
猫も杓子も実効再生産数実効再生産数と念仏を唱えるように言ったり書いたりしていますが、
これは、基本再生産数を時間に依存して変化させるようにしただけのもので、
意味がない点では基本再生産数と変わりません。

現在使われている実効再生産数はつぎのように計算します。
今を起点として2週間遡って、その間基本再生産が変わらないとして求めたものが実効再生産数です。


具体的には、つぎのように計算します。

実効再生産数=(直近7日間の新規陽性者数/その前の7日間の新規陽性者数)**(平均世代時間/報告間隔)

ここで、平均世代間隔は⊿t=7日、報告間隔μ=5日としています。

広島市のデータを使って実効再生産数を計算するとつぎのようになります。



基本再生産数は一定ですが、実効再生産数は増えたり減ったりするんです。増えたり減ったりするのは定義上当たり前です。
こんなものを見て一喜一憂しても意味ないでしょ。


オミクロン - 長引く風邪 -

2022-02-02 17:55:31 | 新型コロナウイルス

追記 2022.02.02

Our World in Data

イスラエルが大変なことになっています。
感染者数はピークアウトしたようですが、死亡者数が急増しています。
世界に知見を示すために行った国民を使った実験は、大失敗ですよ。




肺炎が悪化して亡くなるのがデルタ株までのパターンで、
サイトカインストームによる重症化の抑止のために、ファイザー社ワクチンでは免疫を抑制するよう設計されているんですよね。
オミクロンの場合、これが逆効果になっているのではないでしょうか。
つまり、呼吸器疾患では死なないけれど、免疫不全でじわじわ衰弱して亡くなるのなら、
免疫を低下させるブースターは絶対に打ってはならないと思いますが、どうでしょう。


追記 2022.02.01

南アフリカの死亡者数がピークアウトしましたね。



いやー、長かった。
今までは長くて20日(ピーク間隔)だったのに、オミクロンは40日ですよ。
長引きすぎだよ 。これは、南アフリカの特殊性ですかね。
オミクロンの特徴なら日本も気をつけなければいけません。

言い忘れましたが、致死率は他の株にくらべかなり低いです。

追記 2022.02.01




やっぱり
オミクロンは長引く風邪なんです。
こじらせると余病を併発しますよ。


追記 2022.01.20

南アフリカの新規感染者数と新規死亡者数です。

感染者数はとっくにピークアウトしているのに、死亡者は増え続けています。
日本人は弱毒株だと思って油断しているけれど余所事じゃないですよ。
病院に行けないからね、日本では。これは外国にない日本の特異性です。
76年前は天皇を守るために国民が犠牲になったけど、今は開業医を守るために国民が犠牲になる。
政府はなぜ開業医を守るか?それは超簡単、選挙があるからです。
1年前は衆議院選挙。今年は参議院選挙。選挙がおわるまで国民は病院に行けません。
だから、死亡者はこれから徐々に増えていきます。バカの国ニッポンだからしゃーないわ。


記 2022.01.17

南アフリカの感染状況を見てみましょう。

・新規感染者数

Our World in Data

新規感染者数は、12月17日にピークアウトしました。

 

・新規死亡者数

Our World in Data

死亡者数は、新規感染者数のピークアウトから1カ月経つのに増え続けています。
ひとつのグラフの中に並べて比較しましょう。データは、ここからダウンロードしました。

オミクロン株では、死亡者数は、他の変異株に比べ、少ないです。でも、ダラダラ長引くのです。
他の変異株は感染のピークから1ヶ月以内に死亡者のピークができるのに、1ヶ月経ってもまだできていません。
オミクロン株は長引く風邪です。風邪は万病のもとと言います。気をつけましょう。

それにつけても、逃げ回ってる医者には腹がたつ。Dr.Kお前のことだよ。


イスラエル、宇宙へ。

2022-02-01 14:27:18 | 新型コロナウイルス

追記 2022.02.01

Our World in Data

2月になりました。
イスラエルの感染拡大が止まりません。
ピークアウトしているように見えますが、再び増えるかもしれません。
問題は死亡者数です。急勾配で上昇しています。





イスラエルは国民をつかって実験を行って「接種効果に関する知見で世界に貢献」しようとしました。
たしかにイスラエルは国民を使った実験で知見を得ました。
しかし、それはワクチン接種に効果があったというプラスの知見ではなく、効果が全くなかったというマイナスの知見です。
日本は、イスラエルの犠牲的精神のもとで得られた知見に真摯に向き合い、学ばなければなりません。



追記 2022.01.26

また増えた。






追記 2022.01.26




4回目ブースターの威力は凄まじい。
1週間で倍になっています。
たぶんADEが起きています。
ワクチンを打ち続けるとこうなるんです。
皆さん、3回目をやっちゃだめですよ。

100万人あたりの死亡者数も徐々に増えています。
免疫システムが壊れているのでしょうね。





追記 2022.01.18

4回目ブースターの推力はすごい
もう見えなくなった。



日本経済新聞




こんなに効いていないのに、3回目をやろうとしている日本って何 


記 2022.01.09

Our World in Data

イスラエルは4段ブースト噴射で推力を増し、大気圏外を飛行中です。

 

Our World in Data

命知らずの神風日本もあとに続きます。