平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

確率の問題(2)

2018-12-24 14:23:49 | 地震

年の瀬も押し迫った3連休の最終日、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日も確率の問題について考えてみましょう。
「南海トラフ地震の今後30年以内に発生する確率は80%」は、どういう意味なのでしょうか?
意味がわかる方はコメント欄にそれを書いてください。

 

【余談】

地震学会は落ちぶれたものだ。
寺田寅彦の時代からまったく進歩していない。
むしろ地震学者の質は大幅に低下している。

地震学会の堕落は確率評価導入がきっかけだ。
確率評価は数理的には全く意味がない。
行政を脅して研究費を掠め取るために使われる。
確率評価の用途はそれだけだ。

10年以上前のこと、国土交通省中国地方整備局主催の防災講演会で、
講演者の名大教授福和伸夫が「〇〇地震の発生確率は50%です」と言った。
質問時間に「発生確率は50%とはどういう意味ですか?」と尋ねると、急に取り乱し、
「そんなことはネット等を利用して自分で調べろ」と不機嫌そうに答えた。
福和伸夫は自分でもよく理解できていないことを講演しているのだ。

これも10年以上前のこと。
広島市の防災講演会で、広島工業大学教授中山隆弘が福和と同じようなことを言った。
そこで、質問時間に、「発生確率は50%とはどういう意味ですか?」
「地震予測に確率を使うのは数理的におかしいのではないですか?」
と、かなり突っ込んだ質問をすると、中山氏は少し困ったような顔をして、
おかしいかもしれないが、確率評価がなければ行政が困るのでは?
と正直に答えた。


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