追記 2024-08-09 11:10:03
昨日の地震は、南海トラフ地震の想定震源域の西端で起きたもので、これが南海トラフ地震のトリガーになるかどうかは微妙ですよね。
確たる根拠があるわけではありませんが、私は関係ないような気がします。
この地域は、昔から地震が頻発する地域であり、昭和53年には「特定観測地域」(近い将来地震の起る可能性が他地域よりも高い)に指定されています。
小出他:地震と活断層の本、株式会社国際地学協会、昭和54年8月、より抜粋
日向灘は昔から地震の巣なんです。だから、今回の地震もその一つではないかと思っています。
しかし、「南海トラフ地震は起きない」とは断言できないので、用心するに越したことはありません。
私は山下さんの見解に賛成ですし、ロバート・ゲラーさんの言うように「地震少年」になっては国民が信用しなくなるので、
地震予報を出すときは、気象庁や大学の専門家は慎重にならにゃいけません。昨日の平田直東大名誉教授の説明は雑過ぎたと思います。
それから、今後数日間が危ないというのは、東北地方太平洋沖地震発生の2日前に、M7.3の地震があり、
それが東北地方太平洋沖地震の前震だったので、同じことが南海トラフ地震でも起きるのではないかと彼らは心配しているのです。
昨日の地震の余震域が拡大していくとか、余震にしては大きすぎる地震が起きだしたときは注意する必要があるでしょう。
それを判断するにはこのサイトが役立ちます。
追記 2024-08-10 20:12:23
・余震域の推移
追記 2024-08-11 08:35:16
追記 2024-08-11 21:48:49
こちらの方が分かりやすいですね。
気象庁|震央分布
記 2024-08-08 17:14:29
・ 観測点
K-NET日南(MYZ016)
・ 震度
計測震度 5.47 震度5強
・ 加速度波形
・ 加速度応答スペクトル