平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

恐怖の想い出(3)

2008-08-08 20:20:38 | 教育
恐怖を感じていると、

(娘) 「お父さん、今からあんたを殺すからね」
(私) 「まあ待て、話し合おうじゃないか…」
(娘) 「うるさい!あんたは取り返しのつかないことをした。もう遅い」

娘の目は大きく見開かれ、寸法150(mm)×150(mm)×20(mm)の木製鍋敷を手にしている。
娘と私の距離は2m。私は壁を背にしている。逃げられない。
これは殺られると思った刹那、鍋敷が飛んできた。
それは私の眼鏡のフレームの真ん中にあたった。
眼鏡は吹っ飛んだが、私は無事だった。
しばし呆然とし、われに返ったときには娘はいなかった…。

森下君の学校にも親にも電話はしませんでした。可哀想になったのと名前と学校を正直に告げたので許してやろうと思ったのです。
娘は、大学に進学してからはすっかり真面目になり、いまは社会人2年目です。
娘は一本気なところがあって、曲がったことが大嫌いな性格なので、あのときも、娘のいうとおりベッドで休んでいたに違いないと信じています。
二人とも衣服に乱れはなかったし、森下君は本当に休んでいるように見えた…。

でも、仮にそうでないにしても、
万が一、そうでないにしても、
娘よ、お前の人生はお前のものだ。
好きなようにするがいい。

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