平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

驚愕の一手

2014-05-04 11:02:28 | 将棋


ひふみんファンの皆様、コンピュータ将棋ファンの皆様、こんにちは。
GWの真只中、いかがお過ごしでしょうか。きょうは、昨日行われたコンピュータ将棋選手権第1回戦の将棋を鑑賞しましょう。
図は、先手の1六の香が1三に成った局面。後手は動かす駒がありません。玉をどこに動かしても取られます。
このような勝ち方もあるのですね。詰まし方はいくらでもあるのに、わざわざ1三香成を選ぶのですねぇ。おもしろいな。

最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (魔法使い)
2014-05-18 21:44:50
これも雪隠詰めと呼ぶのかねえ?
なんとなくこの手を選ぶ気持ち、わかるなあ。
返信する
Unknown (平ねぎ)
2014-05-18 22:09:42

雪隠詰は1一玉のように隅で詰ます場合をいいます。
中央で詰ますときは都詰といいます。
後手は指す手がないけれど反則負けなのですかね。
反則負けは、2歩とか待ったとか指した側の負け方ですが、指してもいないのに反則負けなのかなあ。違和感があるな。
もしも、後手が人間だったら将棋盤をひっくり返すと思う。



返信する
Unknown (魔法使い)
2014-05-19 06:43:57
どこへ行ってもとられるように手を作って「さあ指してみろ」というのは、ある種のいじめと、人間なら感じるのかな。
追いつめると言うのはこう言う事を言うのですね。

よい陣形というのは、三方は完ぺきに守っているが、一か所だけは弱い所が作ってある。そこで決着をつける。しかしそんな事をすると、乾坤一擲で勝者であるはずが敗者になる可能性がある。

この将棋は「撃ち死に」という事を絶対に許さない、言ってみれば座死させる一手で、進退きわまる!!という意味で「地獄責め』というネーミングはいかがですか?
 しかし、やるほうもやるほうだけれど、ここまでやられるまで逃げ続けると言うのもコンピューターならではで、一手でも長く指すというふうにプログラムされているんでしょうか?
返信する
Unknown (平ねぎ)
2014-05-19 08:59:38
詰むのにわざと詰まさないのは大山流です。
心に深い傷を負わせるのが狙いです。
返信する
Unknown (魔法使い)
2014-05-21 16:49:47
そうですか。大山という人は真綿で首を締めあげるタイプだったのですね。
どうして彼はそんな風になってしまったのだろう。升田にいじめられてからかな?
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。