平ねぎ数理工学研究所ブログ

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史上最悪の風邪が英国中に蔓延(2)

2021-10-29 14:31:25 | 新型コロナウイルス

‘Super cold’: Thousands across UK come down with ‘worst cold ever’


新型コロナのロックダウンからの解放に伴い、英国内の数千人の人々が「史上最悪の風邪」にかかっている。
ここ数週間、「スーパー風邪」に関する記事が英国のメディアを賑わせており、インターネット上では「史上最悪の風邪」という言葉が何万回も検索されている。
多くの人がツイッターやフェイスブック、TikTokなどで、風邪が治らないことを訴えている。

報告されている症状は、「サンドペーパーのような喉」、「頭と体の痛み」、「鼻水」、「疲労感」などで、数週間続くこともある。
「8日目はスーパー風邪だと思う。時間が経つのも忘れるほどだ」と、CNNのプロデューサーであるルーク・マギーはツイッターに書いた。
また、「The i」紙のベンジャミン・バターワースは、
「体の隅々まで痛む。起きているだけでマラソンをしているような気分だ。史上最悪の風邪にやられてしまったようだ」と述べている。

症状はCovid-19と重複しているが、「スーパー風邪」に罹患した人はウイルス検査では陰性と報告されている。

英国では、約68%の人がワクチンを完全に接種しており、冬に向けてブースターショットを開始している。
英国のZOE Covid Symptom Studyによると、Covid-19と風邪の間で症状の混ざり合いが増加しているという。

パンデミックの初期には、Covid-19を特徴づける主な症状は、発熱、咳、嗅覚の喪失と考えられていた。
ZOE Covid Studyアプリに寄せられた数百万件の報告から、頭痛、鼻水、くしゃみ、喉の痛みなど、Covid-19の20以上の症状が確認された。
「過去1年半の間にウイルスが進化し、より多くの人がワクチンを接種するようになったことで、症状のパターンが変化している」とウェブサイトに書かれている。

Covid-19の症状の多くは、特にワクチンを2回接種した人にとっては、通常の風邪と同じになり、違いを見分けるのが難しくなっている。
健康科学会社によると、嗅覚障害や味覚障害は、通常の風邪ではなく、Covid-19の陽性反応を示す最も重要な予測因子であることに変わりない。
予防接種を受けていても受けていなくても、気をつけなければならない重要な症状であるという。

また、イギリス国民はスーパー風邪が致命的な肺炎に発展する兆候に注意するよう警告されている。
Times紙は今月初め、秋の風邪やインフルエンザに関するGPやNational Health Serviceの111ホットラインへの問い合わせが増加していると報じた。

その内容は、主に15歳から44歳の患者の呼吸困難に関するものだった。
専門家によると、2年近くに及ぶロックダウンと社会からの隔離により、免疫力が低下したことが原因のようだ。

インペリアル・カレッジ・ロンドンのピーター・オープンショー教授は先月、ガーディアン紙につぎのように語った。
「ソーシャルディスタンス 緩和とマスク着用機会減により風邪が再び流行し、呼吸器系が呼吸器感染の経験を十分に積んでいないために、
強力な第一防衛策を講じることができないのではないか。
また、最近では、ビクトリア州やクイーンズランド州などの他の州でも、同様にRSV感染者が季節外れに増加している。
Covid-19の規制緩和がRSVの感染拡大のきっかけになったと考えられる」

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