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平ねぎ数理工学研究所ブログ

意志は固く頭は柔らかく

備北地方の地震

2021-05-03 18:00:00 | 地震

小さな地震なので特別どうということはないのですが、
先月から繰り返していることと、震源がいつもの場所と違っているので、
取り上げてみました。

こんなところに活断層がありましたかね~。

調べてみました。


ありました。毛無山断層。
震源はこの辺りです。



宮城県沖の地震(2)

2021-05-01 12:42:08 | 地震

追記 2021.05.02

福島と宮城の中間が滑り出した。

 



■ 観測点

K-NET歌津(MYG002)

■ 震度

計測震度=  4.76  震度5弱

■ 加速度波形



■ 加速度応答スペクトル

気象庁は3月20日の地震(M7.2)の余震だというかもしれないが、
そんなに単純ではないと思う。これから何が起きてもおかしくない。
巨大地震の前震の可能性も考えられる。
プレート境界が滑っているのが気になるのだ。


宮城県沖の地震

2021-03-20 18:20:29 | 地震

追記 2021.03.23

まだ余震だと言ってる。
永遠の余震だな。100年経っても余震というぞ。

M9.0の地震が起きたのだから影響を受けないはずがない。
けれどもそれは余震ではない。
広域の応力場が3.11の前後で変わっているのだ。
新しい応力場における新しい地震だ。

ところで、委員長が公けの場で個人的な見解を述べても良いのかね。


追記 2021.03.21

HARVEST EQMAP(tky)



牡鹿半島沖と福島県沖に2つのアスペリティがある。
どちらも深さは50~60㎞だ。
いまこれらが別々に滑っているが、
つながると大変なことになる。

 

記 2021.03.20

2月13日の福島県沖の地震とほぼ同じ規模。深さも60km。いやな感じだ。
気象庁は3.11の余震として片付けるのだろうが、そんなに簡単ではないと思う。

■ 観測点

K-NET歌津(MYG002)

■ 震度

計測震度=  5.10  震度5強

■ 加速度波形

■ 加速度応答スペクトル


和歌山の地震

2021-03-17 10:35:02 | 地震

日刊ゲンダイDIGITAL


和歌山に地震が多いのは昔からです。
小さい地震ばかりなので問題にならないだけです。
南海トラフ地震との関連はないと思いますよ。

HARVEST EQMAP



30年以内に「南海トラフ」を震源とするマグニチュード(M)8~9クラスの地震が発生する確率は、70~80%――。

何度も言うようですが一発現象に確率は使えないんです


福島県沖の地震

2021-02-14 09:57:12 | 地震

■ 観測点

KiK-net山元(MYGH10)

■ 震度

計測震度=  6.48  震度6強

■ 加速度波形

■ 加速度応答スペクトル

■ 気になること

気象庁は、今回の地震は3.11の余震だと言っているが、どうしてそんなことがわかるのであろうか。
3.11は大きな地震だったので、その影響は否定できないが、3.11の余震か新しい地震かについては、
いまの地震学では判別できないはずだ。3.11のような超弩級地震に過去の経験則は適用できないのだ。

急速に応力回復が進み元の水準になっているとの報告もある。

大地震の前震の可能性も否定できない。

3.11の二日前に、宮城県沖でM7.3の地震が起きて、松島湾の牡蠣いかだが流された。
しかし、その二日後にM9.0の地震が起きるとは誰も思わなかったのだ。
専門家の発言は慎重でなければならない。






追記 2021.02.14

本震も余震も深いところで起きてますね。
プレート境界が滑っているのですが嫌な感じです。
止まればよいけれど。


青森県東方沖の地震

2020-12-21 10:53:03 | 地震

■ 観測点

K-NET薮川(IWT020)

■ 震度

計測震度=  4.63  震度5弱

■ 加速度波形

卓越周期が出てますね。
応答スペクトルを見てみましょう。

■ 加速度応答スペクトル

0.7秒~0.8秒あたりにピークがあります。
この波で建物が倒壊することはないですが建物にとっては嫌な感じの波です。

■ 土質図

やっぱり軟らかいです。
火山灰質粘性土があるけれど915年の十和田噴火の時に堆積したものですかね。


長野県中部の群発地震

2020-05-19 12:46:23 | 地震

追記  2020.05.20

飛騨地方の人は生きた心地しないでしょうね。
ストレスで自律神経がおかしくなりますよ。

防災科研Hi-net神岡観測点





追記  2020.05.19

これ何かな?
焼岳ですかね。

追記  2020.05.13

大丈夫かな。



防災科研Hi-net神岡観測点



記 2020.04.27

長野県で地震が群発しています。少し心配ですね。

■ 観測点

K-NET高根(GIF007)

■ 震度

計測震度=  4.42  震度4  

■ 加速度波形

■ 加速度応答スペクトル

追記  2020.04.28

0.2秒付近にきれいな卓越周期が出てますね。

土質柱状図を見てみましょう。

雑なやり方ですが、この図から卓越周期を求めてみます。

まあまあの精度ですね。

ところで、K-NET高根はこんなところにあります。




能登地方の地震

2020-03-13 09:48:56 | 地震

■ 観測点

K-NET穴水(ISK005)

■ 震度

計測震度=  5.35  震度5強

■ 加速度波形

■ 加速度応答スペクトル

0.8秒辺りに卓越周期らしきものがありますね。
どんな地盤なのでしょうか。柱状図を見てみましょう。

ひゃーっ、N値ゼロじゃないか、超軟弱だ~
卓越周期を計算してみましょう。
大雑把な計算ですが卓越周期はこんな感じです。

液状化もどきが起きているかもしれませんね。

 

K-NET穴水の地震計は穴水小学校の校庭に設置されています。


これじゃ軟弱でしょうね。

追記 2020.03.13

壁の向こう(画面右側)にある建物はKiK-net穴水ですね。
でも、今回は採れていない。休止しているのかな。