「こんぴら歌舞伎大芝居」を楽しんだ、尾上菊之助丈の立ち役に魅了された
昨日は「四国こんぴら歌舞伎大芝居」を楽しんだ。生きは大変な雨と横風。気をつけないとハンドルが取られる状態。でも、琴平に着いた頃には小雨。ありがたいことだ。
さて、今年の11月14日(土)に岡山市民会館で開催する「備前おかやま松竹大歌舞伎」(私もスタッフで参加している「おかやま・歌舞伎・観る会」主催)に、今回の「こんぴら歌舞伎」に尾上菊之助丈、尾上松助丈、中村梅枝丈が出演されていることもあってのこんぴら行きだ。
尾上菊之助丈の「伊勢音頭恋寝刃」の楽しませてもらった。菊之助丈の美しい女形を観られなかったのを、少しだけ残念でもあったが、立ち役の美しさに魅了された。そんな菊之助丈にご挨拶もさせていただき、今年の「備前おかやま松竹大歌舞伎」を満席でお迎えしたいと、心に誓った。
ところで、今年から桟敷席などに座椅子が設置されているが、その分狭くなった感じもある。そんなことはあるにしても、ホント、ステキな雰囲気の中で,今年も「こんぴら歌舞伎」をたっぷりと堪能した。
公演前には、金丸座直ぐ近くの「琴平町公会堂」で開催されている「四国こんぴら歌舞伎大芝居30周年のお練り写真展」を楽しんだ。さすがの心配りで、これまで出演したほとんどの俳優の写真が展示されていて、ワクワクした。
にしてもその写真の中に、今は亡き中村勘三郎丈や坂東三津五郎丈のお写真も。それはとても切なくて悲しかった。
そして、終演後は毎年のことだが、「へんこつ茶屋」でぜんざいを楽しんだ。耳なし芳一を彷彿とさせる個性的な茶室で、ホント心落ち着く。
毎年の恒例行事の一つである「こんぴら歌舞伎大芝居」の観劇も終わった。この舞台鑑賞が終わると、「備前おかやま松竹大歌舞伎」の取り組みのゴングが鳴る。今年も満席めざして頑張らなければ・・・。鑑賞の程、くれぐれもよろしくお願いする。