「もういや!」と言うくらい老人力を発揮、でもnicoでバラを買ったりもした
自民、公明両党が12日に決定した2014年度税制改正大綱。昨日の新聞各紙は一面トップで、その内容を報じている。時事通信は、「東日本大震災の復興財源に充てる特別法人税の前倒し廃止など、企業減税が並んだ。10月には設備投資や賃上げを促す減税措置を決めており、景気浮揚に向けて家計より企業の税負担軽減を優先する安倍政権のスタンスが一段と鮮明になった」と配信した。その記事の見出しは、「『家計より企業』鮮明に」と打っている。同感だ。
まさに、今生活破壊が進んでいる。私のような貧しい年金生活者は、先頃通知が来たが年金額も引き下げられた。よりいっそうの深刻な生活を余儀なくされている。そんな生活苦が、我が心をむしばんでいるのであろうか、昨日は終日「老人力の発揮」に右往左往させられた。
いくら「おちゃめ」だと言っても、流石に「おちゃめ」が過ぎたのが昨日だ。まさに、老人力の発揮がMAXに達そうとしている。まず、今朝だ。過日電話で散髪の予約をして、昨日の朝予約時間の7時30分にお店に行った(このお店は完全予約制)。ところが、お店が開いていない。電話すると、別の日を予約していた。
そしてこんどは夜だ。夕食中にある方から別件でお電話をいただいて、その内容から「今日の夜は忘年会」と予定が思い浮かんだ。慌てたことは言うまでもない。背広に着替えて手帳を見ると、それは明日だった。「もういや!」と言うくらいの「老人力の発揮」だ。ホント、生きるのがやっと、という感じ。
そんな今日は、薔薇の専門店「nico」でバラを買った。格別のことがあった訳ではないが、ふっとバラを買いたくなった。そんな日でもあった昨日だ。どんなに老人力が身についてこようが、やはり生きるということは楽しい。