地底人の独り言

いつまでもみずみずしい感性を持ち続けて生きたいと願いつつ、日々の思いや暮らしを綴っていきます

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アラーキー

2013年12月29日 | 読書

純文学雑誌「新潮」に1年6ヶ月連載された、文字は一切出てこない「死小説」

 妻・陽子との生活や東京の情景、過激なヌード作品などを次々に発表。写真界のみならず社会をも揺るがす「天才アラーキー」として広く認知されている写真家・荒木経惟。その荒木経惟が雑誌「新潮」に連載した作品を一冊にまとめた『死小説』(新潮社刊)を読んだ。

 正直、ある意味嫌悪感すらも持ちながら、時々荒木経惟の写真見るだけの私であり「震災後、被災地に赴いてカメラを向けることをかたく否定している」ことを知らなかった。そしてもまた、「癌に冒されている」ことも。

 それにしても、この「死小説」と題する、文字は一切出てこない作品を純文学雑誌である「新潮」が1年6ヶ月も連載するとは、とてもではない信じられない。それは、この連載をまとめた『死小説』を読んだ後でも、その思いは変わらない。そんな荒木経惟の『死小説』について、何かを書く感性と能力を私は持ち合わせていない。

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