今日の泌尿器科の「精密検査」の結果、「ガンはなし」に一安心だ
みなさんにご心配をおかけしたので、とりあえず速報で「検査結果」をお知らせさせていただいた。ずいぶんと診察時間が遅くなり、いささか不安な気持ちで名前を呼ばれるのを待った。先生のお顔を拝見して、笑顔だったのでとりあえず安心した。PSA数値の高さによる前立腺ガンの疑いは、ともあれは消えた。
精密検査前には「今回検査してガンではなかったら、ガンはないと思っていい」とのことで、精密検査を決断した。そして今日、「これでPSAの恐怖からおさらばですね」と先生に言うに、「いえいえ、新しいのが生まれる可能性もあるので、半年に一回は血液検査を」と言われた。
ま、血液検査くらいは我慢することとしよう。ホント、みなさんにご心配をおかけしてしまった。お騒がせしたことを、申し訳なく思っている。結果良ければ、全て良しだ。それにしても、やはり精密検査は不安なものだ。できれば、何であれ「精密検査」をしないですむことを願う。
今の時代は病院では患者名は呼ばないのが常識となりつつある中で…
少しだけ切ないニュースに接した。昨日の新聞で読んだ、岩手県議の動向(ブログ炎上&死亡)に関して、だ。
この方は「病院を受診し番号で呼ばれたことに立腹し、『刑務所に来たんじゃない』と会計をすっぽかして帰った」とブログに書き、そのブログは炎上したとのことだ(その後、「公人の立場を忘れ、思慮に欠けた不適切な表現を公開した」と謝罪している)。多分虫の居所が悪かったのだろうが、痛ましい出来事だ。ご冥福をお祈りする。
さて、この出来事で少しだけ考えたことを、少し悩んだが書かせていただくこととした。この患者の名前を呼ばないことに関してだ。私が難病である「原発性アルドステロン症」で通院している大学病院では、主治医の診察室のドア横の「電光掲示板」に、患者の受付番号が点灯され名前が呼ばれることはない。
一方、私が監事のお役をいただいている法人が運営する病院ではまだ、診察室から名前が呼ばれる。私としては、費用負担はあるものの大学病院のようにすべきだと提案している。最近は、病室でも名前を張り出すのは本人の意志となっている。
その「番号」に関わってふと思ったのが、「共通番号制度関連法案=マイナンバー法」だ。現時点では「医療情報番号」は特別法との話も聞くが、それでも全ての個人情報が一元的に管理されることに、大変な恐怖を感じている。権力を持つ側にとってはとっても便利だろうが、それは勘弁して欲しいという思いがある。激しく話が逸れた。お許しを。