岡山県立図書館の「夢づくりフェスタ」、今回の講師は森田恵子さんだ
岡山県立図書館の利用の凄さはどうだ。今年の5月に発表された、同館の「2008年度の利用統計」によると、3年連続全国トップであった2007年度を上回り、「入館者数約106万人、貸出冊数約130万冊」と、過去最高を記録したとのことだ。私も時々時間を過ごすが、本の蔵書数が半端ではないし、とても居心地がいい。
そんな県立図書館が、「本の魅力を再発見する」企画として「夢づくり県立図書館フェスタ」と銘打って、毎回著名な講師を迎える等して、多彩に開催している。今年は、7月28日(火)~8月2日(日)まで開催される。
メインとなる講演会では、昨年はジェームス三木や小説家の高嶋哲夫を迎えている。今年は森田恵子の朗読・講演だ。題は「本が届けてくれた風 ~言葉の贈り物をあなたに~」と掲げられてる。とても興味深い。ただ、この講演会の申し込みは、既に締め切られている。
さて「夢づくりフェスタ」は、この講演会の他に、お囃子の望月太津友を講師に迎えての伝統文化体験講座「鼓で味わう和の心」を開催。さらには「夏休み小学生のためのストリーテリングおはなしの会」なども開催される。
また「夢づくりフェスタ」の企画ではないが、「ライブラリーシアターコーナー」では、8月9日には松山善三監督作品の「典子は今」が上映される。
こうした努力があるからこそ、利用が全国トップを続けているのだと理解する。やはり、たゆまざる努力の積み重ねなしには、前進はない。職員の方々の深甚なる努力に心からの敬意を表すものだ。まさに、我が岡山県民の誇りだ。