表裏一体

表の話題も裏の話題もひっくるめて適当に語る徒然日記

「神子」と「巫女」。

2006-12-26 22:29:00 | 創作裏話
遙か祭2006の13日昼の部のトークで「神子」になりきったキャストの方々。

最近になってふと思ったんだが、「神子=絶対に女性」とは限らない→オネエ言葉を使う必要は無かったのでは?と思った。

現に私は「遙種」においてキラを「黄龍の神子」として書いた。
元々はただの閃きだったのだが、そういう設定にしてみると意外にもしっくりしてくる場面や性格が出て来ている。

キラが「黄龍の神子」と告げられた時(『遙種』十三段参照)に友雅は「それ以前にキラは男なのだろう?本当にそんなことがあるおんかい」と、性別で神子ではないと判断した。
しかし永泉は「『神子』とは龍神の力をお使いになられる貴き御方のことを指します。必ずしも女性という決まりは無いはずですが……」と言った。

永泉のセリフはキラを『神子』とする為のこじつけオリジナル設定。
国語辞典に「神子」の意味は載ってなかったし、男でもいいんじゃない?そもそもそうしないとキラが神子になれないし、と思って設定した。

しかし最近になって改めてもっと大きな辞書(広辞苑みたいなヤツ)を調べてみたら「神子」の意味は「神に奉仕する未婚の少女」とあった。
でもそれは「巫女」と同じ意味で括ってある。
確かに「巫女」なら女性限定だろうが、「神子」はどうなのかやはり曖昧だ。

現実に「神子」が女性(少女)限定としても遙種での設定を変えることは無い。
話の世界では……いや、話の世界だからこそ何でもありなのだ。

それに、あのトークは面白かったからいい上にまたいつかやってほしいとか思ったりするけどさ。

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