リハビリのつもりがトラウマになる。

昔、積極性が無いと通知表に書かれていた。



もっと幼い頃から人見知りが激しい性格だった。
ただ泣くばかりで、何も言わない。
後押ししてもらうのや引っ張ってもらうのを待っていた。
お転婆な面もあったけど、それを褒めてもらえることはなかった。
考えてみればただ寂しかったのかもしれない。話を聞いてほしかっただけかもしれない。
が、大勢の子供に一人の大人。全員に手が行き届くわけでもなくて結局私のワガママは通じなかった。


それでも、多少親しい人とは普通に仲良くしたいと思っていたんだけど。


その「積極性」が仇となったのか、煩がられて嫌われた。
行き先を告げずに遊びに行っただけで親には閉め出されるし。


そうやっておとなしく生きていた。
それじゃいけないと思って、自分を変えようとした。
友達を作ろうとしたり、友達に合わせようとしたけれど。
その行動が全て仇となって以前より苦しくなった。


そうやって大人になって。


多少の人付き合いはできるようになったけど。


余裕が無くて息が詰まるとどうしようもない。


しばらく休んでいたことを始めるにあたり、リハビリのつもりで１日だけとある場所へ行った。
けれど、リハビリにはならなくて逆に「怖い」というトラウマが残った。



私は何もしない方がいいんじゃないかと思った時もあったけれど。




それを考えれば今は比較的幸せだ。