表裏一体

表の話題も裏の話題もひっくるめて適当に語る徒然日記

言語道断。

2007-05-05 21:30:09 | 呟き
某所で少々話題になっているニュースがある。


http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0705/02/news054.html


要は声を機械で作ることによって声優やスタジオや音響人材の手配や編集などの手間を省くことができるということらしい。


巷では賛否両論。
賛成意見は「自分が趣味で作ったゲーム(同人ゲーム)にも気軽に声が付けられる」「クリエイターの支援になる」など。
反対意見は「クオリティが下がる」「声優の仕事が奪われる」など。



当然私は否定派。
声優が要らないなんて言語道断。
思わずSSのネタにしちゃったよ。(苦笑)



以下はあくまで個人的意見なのでマジで反論しないように。




機械でできるから必ず機械を使わなければならないということはない。
手間を省く為に何でも機械化していたら、『技術』が進歩することは無いだろう。
どんなに技術が進んでも『結局は人の手で』なんてものは世の中にごまんとある。


声を誇りに思っている人だって居るし、その誇りを持つ人が好きな人だって居る。



たとえば合成で同じ声が作れたとする。
けれど、心までは作れない。
微妙な言い回し、感情の籠もり具合……心に伝えられるのは心だけだと私は思う。


たとえば製作者の理想通りの言い回しのナレーションが作れたとする。
けれど、それが受け入れられるとは限らない。
ソフトを使って作るなら、きっと手をかけるのは一人だけ。というか、そもそもそういう目的で作られたらしいソフトだ。
意見を出し合って作っている現在の「演技」でさえ賛否両論があるというのに、独りよがりで作った物が受け入れられるとは思えない。


別に開発するなとまでは言わないけども。


人の楽しみは奪わないでほしいなあ。

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