夢だけで生きていくより夢を持たずに生きることの方が難しい。

秋でもないのにちょっと黄昏ちっくな今日この頃。


ひどく夢見が悪かった（嫌な人が夢に出てきた）せいか、無理やり人付き合いをさせられそうになっている状況に立ったせいか。


私の人見知りは物心付いた時から。
理由は無いが、とにかく『知らない人』に恐怖を覚えていた。

慣れればおそらく向こうが嫌がるぐらいについて回るのだけれど、それでも『友情』にはならなかった反動で余計に臆病になって十数年。


落ち着いていればなんてこともないのだけど。


人と接する不安から、一度揺れるとネガテンション。
理由も無く「怖い」という感情が残る。


けれどそれを親は理解しない。
ただ「子供のまま」「大人になっていない」と責めるだけ。
墓場まで持って行きそうな勢いの痛みは、大人になれば克服できるというものでもない。



ただ面倒だという理由だけならどれだけいいか。



それに、どうやら私に関わる人はいろいろ忙しくなるらしい。
那岐の気持ちがよくわかる。
だけど、こんな私に関わってくれた人だからこそ私と離れて幸せになってほしいとも思ったりする。


だから一人がいいと更に思うようになる。


世間一般・漫画やドラマでよく現される様な女としての焦りを全く感じないのは、家庭に対する夢が全く無いからとも言えよう。
生憎、現状を見ても過去を振り返っても見本にしたり尊敬したりするような親や姉でもないので。
今の気持ちのままで無理をすれば、連鎖が起こるから。



家族の存在が自分の夢より大切だと思えるようなことなるまでは、このままで居よう。