ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

桔梗

2012-07-11 18:39:53 | 

           

(2枚とも、7月11日、義母の庭にて撮影)

 

桔梗(ききょう)、英名はBalloon flower。

今年は、昨年に比べて、桔梗がたくさん目に入ります。(絶対に、桔梗の当たり年だと思うぞ!)

The Gardens at Lake Merrittでも、そして、義母の庭でも、今、真っ盛り。

すぐ上の写真。 今にも開きそうな、この形。 まるで風船(Ballon)みたい。

桔梗は、日本人にとって、馴染みのある日本的な花じゃないでしょうか。

家紋の一つでもあります。 又、時代劇、いや、今でも、旅館で、「桔梗の間」とか、使われている

じゃないですか。

そういうと、Kimyonオジさんが、母国Koreaでは、太い根を干して、咳やノドの薬として

飲むんだよ、だから、店先でよく売っているんだ、と申しておりました。

(Kimyonオジさんとは、The Gardens at Lake Merrittで親しくなったOakland在のKorean-

Americanのおじさんでありまする)

白もいいですねえ。。

             

 

さて、、こうやって、写真のアップができております、、

えっ! ももきよさん、PC直ったんですか~? と聞かれそうですが、(誰も聞いてない? あっ、そう)

いや、直っちゃいないけど、危篤状態のPCの「症状」を把握しました。

「診断」を下し、よって、薬か外科的処理によって、症状を軽くし、Betterな状態にできそうな気が

しつつあります。

電源スイッチを入れて、「起動」が、うまく行ってないことが判明。 3日間、仕事と雑用以外、PCに

張り付いていましたが、絶対に「起動」処理が壊れている。 ここ、直せばいいんだ、、と確信。

どうやって?

、、 これから考えます。。

 

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あっぱれ!辰寿(松風)

2012-07-11 08:29:19 | 本・雑誌

(「松風の家」文春文庫上巻・下巻の目次)

 

辰寿は、静々斎(第14世後之伴家家元)の妻となった紗代子の養母である。

下巻第13章242ページで、作者は、辰寿に、こう語らせている。 (結婚が決まった紗代子に、

辰寿が言い聞かせる場面)

 

、、、無縁の人が、そばさ集まって来て、このひとが茶を教えでんなら、自分も茶を習わねくていられね、

っつう思いに駆られるようなもんを、紗代、お前はこれから会得していがねくてなんね。親の目から見て、

お前はまず器量も十人並み、気性も強靭、この上さ、人を惹きつけるもんば工夫して身につければ、成功疑いなしだと思う。

そいづには一に言葉、二に金だっちゃ。

(中略)

、、、お前が人に嫌わったら、後之伴家は盛上んね。お前が花、人は蝶、つねに蝶が群れ集ってくるよう、

さらにいっそう工夫をすんでがすと。んで、紗代、言葉ばかしなんぼ巧みでも、そんだけで人ば心服させっ

ことはなかなかむずかしい。口は無料、っつう思いが誰の心のうちさもあっからっしゃ。

 そごで、思いやりの気持、やさしい心配りさついては、金っつうもんで証しを立ててみせねくてなんね。

とくに、人の上さ立つべき人間は、金の持つ役割と便利さば十分に心得、つねにこれを武器と見立てて

使いこなす必要がある。

(後略)

 

一に言葉、二に金だっちゃ。。

いいねえ、、誠に、人間の心理をついておる。真理あり、だと思う。

この小説の凄いところは、物語作りの「起承転結」が、非常に鮮やかなこと。

又、それぞれの「起」「承」「転」「結」、読者を読ませ泣かせ、エンターテインメントたっぷりなのである。

特に、下巻第8章は、大事な大事な「転」の部分。書き手として成功してますわ。。一気に場面転換。

その流れの中で、「結」の部分にあるヤマバがこの13章。東北弁の持つ温かみで包んで

豪傑女辰寿に言わせている所がニクイ。

 

というぐらいに、面白いのであります。

(まだまだ続く、松風の家)

 

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PCがほぼダメ、、

2012-07-10 07:46:07 | 徒然日記

(7月9日、Seacliff Beach Area)

 

メインに使っているPCが、ほんとヤバイ。

が、、ちょうどイイ機会だから、何とか、自力で直してみようというか、いや、全面回復でなくても

写真の保存・整理・編集ができるくらいにはして、その専用マシンとして使えるくらいには、、

と思っている。

このPCには、かなりの数の写真、2万枚以上(オリジナル)をファイル化しているわけで、私め、

それ、全然パックアップしてないんでよね。。 もう面倒だから。。

さあ、、どうなるか。。

悪戦苦闘の始まりですわ。

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再々々々読「松風の家」

2012-07-08 18:57:39 | 本・雑誌

(宮尾登美子、文春文庫)

 

「松風の家」、4回目を読み始めた。

4回目なので、再々々々読とした。 (笑)

私は、どうも変な癖があり、気に行った映画や本は、何回も見たり読んだりする。

ある映画など、多分100回近く。 ある本は50回くらい、、というくらい。

ちょっと、オカシイんじゃない? と、よく言われます。 (つまり、あんたって! 変人ね!)

まあ、とにかく、宮尾さんの「錦」が期待に反して、あまり感動がなかったもんだから、

どうにもこうにもヤリキレズ、何か、大声あげて泣きたくなる程のものを読みたくなったわけ。

実際には、4回目なので、冷静に客観的に読めるわけですが、やはり、この本は良い!です。

Artて(広く一般、絵画も文芸作品も全部ひっくるめて)、とにかく、その人の心に、すとん、、と

落ちるものがあれば、それでいいわけで、説明は要りません。

が、それでも、自分の心の琴線にひっかかったものを、誰かに語りたかったら、ポツリ、ポツリ、と

話しましょうよ。。

「松風の家」との出会いは、多分、NHKの大河ドラマで、同じ作者の原作ドラマ「篤姫」をやっていた

頃だと思う。 偶然、義母の家で、この本を見つけ、読んだなら、面白かった!

何せ、義母は、篤姫と同じ、薩摩おごじょ(薩摩女)。 義母だけでなく、アメリカの私の生活は、

親戚という親戚は鹿児島出身者で囲まれており、いや~、篤姫が、かなりダブリました。

で、次に読んだのが、「松風」だったわけです。 これは、お茶の稽古を始める前。

4年ほど前は、お茶と全く縁のない生活をしていましたが、それでも、この本には、素晴らしく

感動しました。

で、お茶の稽古を始めたばかりの頃(2年前)、2回目を。 そして、よく考えると、去年も読んだので、

それが3回目。

まあ、だから、今年も読もうとしているわけでして。 (4回目) 

でも、4回目でも、新鮮度があります。 何故か?

ちょっと、それを、これから書いていきたいと思います。

(続く)

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気まぐれPC

2012-07-07 18:44:05 | 徒然日記

(エラク、四角い朝顔じゃ、、)

            (花の名わからず、、)

(写真は、2つとも、The Gardens at Lake Merrittにて、7月7日撮影)

 

私のPC(ソニーのラップトップVaio)、非常に気まぐれなヤツです。

4日と5日は、そりゃ~もう~、、 もの凄っく調子悪かった。 いや、悪いというもんじゃなく、

もうお陀仏寸前だったのが、、

危篤状態から生き返ったように、昨日から、ちゃんと仕事してくれてます、はい。

しかし、、いつまで続くことやら。。

(原因を調べようと思い、昨日の午後は、わたくし、バッチリ張り付いていたもんねえ、、)

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魚を焼く日

2012-07-06 19:23:55 | 徒然日記

毎週金曜日、我が家は、魚を焼く日である。

(「〇〇〇が飛んだ日」という昔のヒット曲を思い出した、、 笑)

夕方4時頃、それまでに、仕事、雑用、買い物その他をすべて済ませ、家に戻り、家中の

窓という窓を開け放し、そして、魚を焼く準備をするのである。

魚は、オーブンで焼く。

焼いた魚は、もちろん、その日(金曜日)の夕食のオカズの一品であるし、又、翌日昼の

弁当のオカズでもある。

土曜日の朝は、午前5時に家を出る。 私は、オヤジより先に起きて、洗面その他の

準備をするので、午前3時45分に起きねばならない。 弁当も作らねばならないし。

弁当のオカズだけは、前日(金曜日夜)、弁当箱2つにあらかじめ入れておく。

ご飯・漬物類は、翌朝詰めるという手順だ。

とにかく、金曜日は、魚を焼く日だ。

今日は、ハマチのアラと、北海道産鰊(ニシン)を焼いた。

肉でも魚でも、骨部分が一番うまい! 刺身で身をとった後の、ほぼ捨てそうなこの「アラ」の

ところが美味しんですよねえ。 それに、北海道産展で、期間限定・販売数限定の、このニシン。

身にたくさん卵が入っており、その美味しいこと! 両方で、12ドルとは、何と幸福なこと!

レモンをぎゅっと絞り、大根おろしと一緒に食べたなら、ご飯がすすむこと! ヤバイ!

(下の写真、わざと、暗く、小さい目にボッと写しています) 

(だって、あまりリアルだと、、嫌いな人もいるかと、、)

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苧環07042012

2012-07-06 16:47:13 | 

    

           

 

7月4日夕方、師匠(テニス)のお宅へ伺うと、その庭には、な、何と、苧環がまだ咲いていた。

私は、ほぼ毎週、OaklandのThe Gardens at Lake Merrittの花々を見に行くのだが、

The Gardensには、すでに、苧環の姿はない。 終わってしまった。 義母の庭もー。

そして、写真が残っているのだが、師匠のお宅は、昨年と一昨年、秋(10月から11月)にも

この苧環の花が咲くのである。

よっぽど、この花たちに好かれているんですよ、、 師匠の庭!

というか、気候(海が近く、涼しい)や土壌が合っているんでしょうね、この花にー。

(庭で見ても、写真で見ても、やっぱり、この花は、茶花にイイですなあ~)

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錦(にしき)

2012-07-05 22:43:12 | 本・雑誌

(宮尾登美子、中公文庫)

 

2,3年前、日本滞在中、長崎の本屋で、新刊「錦」を見た。

買いたかったのだが、、新刊であり大作なので、値段も良いが、旅行者には、大き過ぎる重過ぎるで

あきらめた。 その時、文庫になったら、必ず買うぞ~~、と思っていた。

2日前、その文庫を、San JoseのKinokuniya Book Storeで見つけた。

文庫で500ページ弱。 が、1日半で読み終えた。

私は、着物ビギナーなので、詳しくは知らないが、それでも、豪華絢爛な「龍村の帯」は、茶道本や

着物本の写真で、時々見かけていた。

何せ、帯一本が、家一軒分の価格に相当するという高級帯を作る店である。

この宮尾登美子作「錦」は、その「龍村」初代をモデルにした小説である。

かなりドキドキして、最初のページをめくった。

私は、同じ作者の「松風の家」の大ファンなので、もしかして、この本も、それに匹敵するかな、、

という期待があった。

が、、残念かな、、 「松風の家」を越えてないと思った。

しかし、茶道を始めて、古来の「裂地」に興味を持ち始めた私には、いろいろ参考にはなった。

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PCが壊れそう、、

2012-07-05 09:19:43 | 徒然日記

(7月4日、Rio Del Mar Beach)

 

7月4日、独立記念日。祝日。

完全オフ日だったので、陽がカンカン出始める前の午前中2時間ウォーキング。

Rio Del Mar BeachからSeacliff State Beach辺りをいつものように、、 と思っていたのだが、

もの凄い人、人、人。夏休みであること、祝日であること、更に、例年、花火大会があるので、通常の

100倍くらいの混雑ぶり。(朝から場所取りをしておる) 一帯は交通規制が入り、ザワメキ感この上なし。

わたくしめは、45分で海辺のウォーキングを切り上げ、ここらあたりを見下ろす小高い丘に登り、閑静な

住宅地周辺散歩をすることにした。

 

午後は、ゆっくり本でも読んで、、と思っていたのだ。

、、が、予定は、往々にして激変するもの。

まず一つは、遊びにいらっしゃ~~い! と2か所からお誘いの電話。

どちらも、断る理由なく、午後2時半、急遽、料理にかかった。 (手土産)

握り飯を作るご飯をセットして(玄米なので、炊きあがるのに1時間半かかる)、その間に、大きな大根1本分

と中程度のタケノコ2本分のお煮しめ料理を始める。3時間半じっくり煮て(本当はもっと長い方が良いが)、

とにかく薄味に仕上がるようにと、注意しながら。。

炊きあがった玄米で、3種類のおにぎり作成。(梅干し入り、昆布入り、高菜入り)

午後6時半、オヤジと私、2か所に分かれて、家を飛び出た。

 

夜、帰って来て、やれやれ、、どれどれ、、と、PCを開けたなら、、 どうも最近調子悪いな、コイツ、、と

思ってはいたが、、げっ、臨終が近い兆しだ。

スイッチ入れても、すぐダウンする。それを繰り返すこと5,6回。

プツン、プツン現象。

ああ~、又、やることが増えた。 (新品買わず修理するので)   

(泣) (悲)

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和菓子37 柚香

2012-07-02 17:07:39 | 和菓子

             

 

源吉兆庵

柚香 (柚羊羹)

 

柚子の和菓子、大好きなんで、これは食べる前から、その期待感でドキドキワクワク。

そして、食べてみると、、 美味しかった~~! なんです。

味はあっさりと、風味は柚子の香りたっぷりと。

大きさがちょうどイイですよね。 お抹茶一服と、非常に合う。

まっ、、言ってみれば、上品なサイズなわけで、む、、もう一つくらい欲しいかな、、というぐらいが

ちょうどいいのでは。 何でも大きいサイズが好きなアメリカ人には、ちょっとわからない腹具合、

感覚かも。。

茶道て、そうじゃないですかね。 茶花でも、足し算の論理ではなく、引き算ですよ。

たっぷり活けるのはなく、極力「引く」「花を抜く」。 付け加えない。

寂しげに、、 侘しげに、、 そこにあるのがいい。

私は、そう思うんですが。。 

お菓子も懐石料理も。。 少なめが良い。

 

<源3兄弟> (源吉兆庵夏羊羹シリーズ?)

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7月

2012-07-02 13:46:17 | 徒然日記

(6月29日、The Gardens at Lake Merrit)

 

7月になりました。 2012年も、丸々半年過ぎたわけですね。 は、早い!

6月は、次女の卒業式というビッグイベントとその前後の行事で、大変忙しく、でも、楽しみました。

待望の5人揃ってのシェラネバダ山脈系のハイキングという目標がかなったし、息子の日本の

大学留学も彼の目標がかなったし、もう一つ、立礼式の、非常に個性的創造的なお茶事に参加して、

大いに刺激を受け、これも良かった。

そして、7月は、お茶の稽古再開。 今月は、何と5回も稽古がある。

それをステップにして、8月第1週は「納涼茶事」(稽古)を予定しており、真近かの大きな目標。

なぜなら、生徒自身(3人)で、茶事料理を作り、道具組をやり、亭主と半東をやる、、からです。

 

さあ、これから、明日(稽古)の準備。、まずは、着物類。 そして、久しぶりの風炉点前の復習を

しなっくっちゃ。。

7月は、お茶に集中するぞ! と、自分に言い聞かせるように! 宣言!

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和菓子36 茶仙峡

2012-07-01 16:41:05 | 和菓子

          

 

源吉兆庵

茶仙峡(ちゃせんきょう)

 

要するに、抹茶味の羊羹でございまする。

あんまり、ピンとこなかった。。 「清水かげ」の方が美味しい。

何か、豆が、下の方に2,3粒入っていた。 が、これも、? という感じ。

私的に、ちょっと不合格!

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