ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

春咲きの秋明菊

2013-04-29 08:16:59 | 




上の2枚の写真は、先週末4月27日撮影
Oakland 2カ所(場所は近いが違う所)

秋明菊は、その名の通り、秋、菊に似た花を咲かせる花だが、春咲きのものがある。(と思う)
上の花たちは、どう見ても、又、色々考えたが、秋明菊だと私は思う。

又、この花は、色によって、花びらの数が違う。
薄いピンクは5枚のものが多いし、濃いピンクは5枚以上。多弁性と言うか。
白色は、上の写真を見ればわかるが、
6枚のものやそれ以上。

歩き回って、いろいろ花を見て回ると、人間と一緒だなと思う。
同じ名の花でも、それぞれ個性があって、皆、違うのである。
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葉室ワールド

2013-04-28 19:15:39 | 本・雑誌


4月が終わろうとしている。
今月は、何と言っても、花粉症や仕事の悩みに苦しみながらも、一方では、葉室麟の歴史・時代劇小説を楽しんだ。


3月、「乾山晩秋」が、最初の1冊目だったが、「いのちなりけり」「銀漢の賦」「蜩ノ記」「秋月記」「花や散るらん」「橘花抄」と続いた。

私にとって、何が魅力かと言えば、どの作品にも、主人公達の、己の信念と覚悟が見事に描かれていることだろうか。

又、和歌と漢詩が、縦横に挿入されている。
元より、私は、そのどちらの素養もなく、恥じるばかりであるが、そんな私でさえ、感じ入る歌であり詩である。
小説のテーマ性を簡潔に、しかも、文化的薫り高く語り、効果的であると思う。

それから、著者は、北九州小倉の出身であり、その小説の舞台は、佐賀や福岡の各地方が主である。(例えば、小城や秋月など)
九州出身の私には、なじみ深く、そして、益々その歴史に興味を抱かせる。

昔から、本に囲まれて暮らしたいと言う願望があったが、時代劇小説分野で、葉室麟が、新しく加わった。
注目したい作家だ。
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赤苧環

2013-04-27 04:39:57 | 

(4月25日、Seacliff Area)

この色の苧環は、初めて見ました。
いつも歩いている所なのに気づいてなかった。
ウォーキングは、だから面白い。
同じ場所なのに、新しい発見が多々ある。。
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春夜宴桃季園序

2013-04-26 07:04:12 | 茶席の禅語


李白「春夜桃季園に宴するの序」

Yahooの知恵袋で楽しい現代語訳を見つけました。

以下、抜粋。

人生なんてさ、あっと言う間だし
楽しくいるのも ちょっとの間だけだから
夜はやっぱパーティだよねえ
まして、春の気候のいい時は神様だって許してくれるよ
桃の花見をしながら酒をくらって月に酔う
みんなで思ったことを詩にしよう
上手くできなきゃ 酒三杯イッキの罰ゲームだよ


夫れ天地は萬物の逆旅にして
光陰は百代の過客なり
而して浮生は夢の若し
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晩春の茶事

2013-04-25 19:10:15 | 茶道・茶の湯

(4月25日、Montereyにて)

棚 好日棚
水指 銹絵山水紋 信楽焼 西尾香舟造
薄茶器 四滴茶入 (油滴)


忙中閑あり

久しぶりに、着物を着た。
最後の着物は、2月28日「初春の茶会」だった。
ついでに言えば、お茶の稽古は、2月26日が最後で、2ヶ月程休止中。
が、先生が日本から戻って来られるので、いよいよ来週から再開である。

だから、今日の茶会は、その来週からの稽古再開に向けて、モチベーションを上げるため、そして、着物着付けの良い練習になった。

又、「軸荘り」というものを初めて知った。
お詰(末客)を頼まれていたので、早目に行ったのだが、お軸が、在るべき所に掛かっておらず、巻いたままの状態で、大きい扇子と共に置いてある。
どうしてかな? と思い、主催者でありご亭主である知人に尋ねると、「今日は軸荘りよ、、」とおっしゃる。
しっかり勉強させてもらいました。

もう一つ、初めて見たものは、四滴茶入の中の「油滴」というもの。
この日、濃茶席では、濃茶器は常寛造の利休形小棗(包帛紗)を使っていた。
この場合、薄茶席で、棗を使うとダブルので、四滴茶入を使うらしい。
これも、良い勉強になった。

ご亭主手作りの懐石料理や、主菓子、干菓子も、とても美味しかったし、お濃茶は、練り具合がパーフェクト、風味豊かで堪能した。
お薄は、さっぱりとしながら、深い味合い。
濃茶、薄茶、その両方の特徴と秀れた点に、納得するものあり。
誠に、得るもの多い茶事であった。

(立礼席であり、正座する必要なく、茶事の4時間が楽々だったというのもあるかな、、)

(花粉症の薬を飲んでいたにも拘らず、最初の1時間程、鼻がグズグズしたが、茶事の進行と共におさまったので良かった、ヨカッタ、、)
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時計草

2013-04-24 15:50:25 | 

(4月22日、Seacliffにて撮影)

いつものウォーキングの場所、Seacliff State Beach付近、赤い時計草が盛んに咲いている。
この花を見ると、白洲正子が、その著書「花日記」の中で、蔓物のクレマチス系の鉄線とか風車、そして、朝顔、昼顔、夕顔は好きだが、時計草だけは嫌いだと書いていたのを思い出す。
何となくわかる。
写真の赤い色はまだ良いが、ブルーや紫色の時計草は 、とにかく毒々しい程の派手さを持っており、良くない。

この花が咲いている場所のすぐそば、この花を見つけた。


(七変化)
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銀漢の賦

2013-04-23 22:23:51 | 本・雑誌


銀漢の賦
葉室 麟 (文春文庫)

やはり、、葉室ワールドにハマってしまった。

「いのちなりけり」は、かなり良いと思ったが、これは、更に、その上を行く作品だと思う。
序盤から、ぐんぐん、物語の世界へ引き込まれた。

「銀漢」とは、夜空にかかる天の川のこと。
小説の構成・展開の中で、蘇軾(そしょく)の、2つの漢詩が、巧みに使われている。
(蘇軾は、宋の時代の詩人)

テーマは友情。

「銀漢の詩」

銀漢無聲転玉盤
此生此夜不長好
明月明年何処看


「玲瓏山に登る」(れいろうざんにのぼる)

脚力尽きる時山更に好し
有限をもって無窮を追うことなかれ


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花筏ではないようだ、、

2013-04-22 17:20:55 | 

(4/17、CamelのPoint Lobos State Park内で撮影)

葉の真ん中あたりに小さな花が咲いている

花筏(はないかだ)ではないか、、と思ったが、調べてみると「葉」の形が違う。
従って、名は知らない。

下の写真は、4月8日、Aptos Seacliff Areaで撮ったもの。



一方は、State Parkの、トレイルの両サイド、あまり陽の当たらない所に咲いていた。
そして、もう一方は、海が近い住宅街の塀の隅っこに咲いていた。
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花粉症地獄

2013-04-22 16:41:08 | 徒然日記

(4月17日、Point Lobos State Park)

御無沙汰しました。
私、花粉症が、とっても悪くて、へこんでおります。
ここ3年で(一昨年、去年、今年)、一番悪いかも。
薬は、もはや、24時間1錠は飲まねば、日常生活がおくれません。
又、今週から3週間が、切花生産者にとっては、関ヶ原の戦い。
つまり、天下分け目の戦い。
生活がかかっております。

花粉症では、死なないとは思いますが、不快度指数120%以上ですわ。。
すいません、、グチって。。
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花水木(赤)

2013-04-11 18:15:50 | 

(4/11 at My Nursery)

ちょうど1週間前、雨に濡れた白い花水木の写真をアップしました。
今日、裏の土手に行ってみると、赤い方も、綺麗に咲いていましたわ。。
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いのちなりけり

2013-04-10 16:56:08 | 本・雑誌


いのちなりけり
葉室 麟(文春文庫)

葉室ワールドにハマりそうです。
この「いのちなりけり」は、江戸幕府綱吉の時代のお話。史実と空想と、その巧みな構成力で、非常に上質なエンターテイメント小説。
端的に言えば、私好みの時代劇小説なんです。

テレビドラマの「水戸黄門」でおなじみの光圀や助さん覚さんが出てくるし、水戸藩と佐賀小城藩の関わり、光圀と綱吉の確執、幕府内藩内の権力争い、幕府と朝廷間のかけ引き、吉良上野介、、も登場する

トドメは、和歌。
「古今和歌集」、「古今伝授」が、大きな伏線になって、この物語を「剛」だけでない文学的香りのする作品に仕上げてます。

春ごとに花のさかりはありなめど
あひ見むことはいのちなりけり

(「古今和歌集」詠み人知らず)

テーマは、純愛。

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花粉症04092013

2013-04-09 21:12:36 | 徒然日記

(4/9、Seacliff State Beach)

わたくし、花粉症の症状が酷く、沈没気味でございます、、
鼻水・鼻詰まりを少しでも和らげようと、潮風に当たるため、波打ち際のウォーキングも励んでいるのですが、、
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釣鐘草

2013-04-07 16:41:21 | 
英名はCampanula

(4/4. at My Nursery)

Campanulaの新しい種類。
実験的に植えてみたそうだが、、
わたしゃ、これは、あまり売れないと思うぞ。
インパクトがない。
アメリカ人が好む売れる花は、こういうタイプではない。
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春菊

2013-04-06 21:58:56 | 

(4月6日、The Gardens at Lake Merrittにて撮影)

これ、春菊の花です!
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苧環

2013-04-05 22:10:55 | 



(4月5日、師匠宅にて撮影)

久しぶりに、師匠の御宅へ遊びに行った。
多分、あるだろうな、いや、きっと、それはあるだろう、、
とワクワクしながら、行ってみると、
果たして、それは、期待を裏切らず、
可憐に咲いていた。

今年最初の「苧環」!!
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